会社に頼らず生きるために知っておくべきお金のこと独立してビジネスを立ち上げたいという方向けの、比較的やさしいマネープラン入門書。
500万円(中身によると、自己資本金がそれだけでは済まない例もあるようですが)を元手にして商売をはじめる場合を想定して、お金の用意のしかた、動かしかたをシミュレーションして紹介したマニュアルブックです。例に出されているのは、専門性や経験を要しない起業が多いのですが、どのような業態であれ、お金の扱いについては大まかには似ているのでしょう。
起業したはいいが、資金繰りがうまく行かない。ビジネスの肝はまさにそれということを、念入りに説いています。
必要経費についてはもうすこし他に知識が必要かとも思いますが、心構えだけはしっかり持てるように励まされていまして、安心して読める一冊です。「自分の価値は自分で決められます。価値を上げたければ勉強すればいいのです。それで新しい能力を身につけていくことで会社に頼らないで生きていけるようになります」という一文にあるように、なかなかポジティヴな言葉があって前向きにさせてくれる本ですね。
著者はもと美容師からIT企業に転職し、サイドビジネスから利益を得たことのある経験者。現在はマネー教育のアドバイザーをされているそうです。ビジネスを続けるには、なにより情熱を持ち続けることという信念にこそ、お金と人が集まってくると言えるでしょうね。
星は五つとさせていただきましたが、すこしもの足りない部分もありましたので、四・五ぐらいの気持ちです。
本気で独立を考えていらっしゃる方は、これをとっかかりにして、いろいろな本で勉強させれたほうがよろしいでしょうね。