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会津藩VS薩摩藩 (ベスト新書 185)
 
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会津藩VS薩摩藩 (ベスト新書 185) [新書]

星 亮一
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価格: ¥ 820 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

戊辰戦争での長州藩の仕打ちは、今も会津人に怨念を抱かせる。だが、“長州憎し”と声高に叫ぶ多くの人々も、会津藩に温情を施した薩摩藩に話が及ぶと、とたんに穏やかな顔になる。長きにわたる会津と長州の戦いに和解の道があるとすれば、薩摩を仲介役にし、三者膝詰めでの話し合いにあろう。本書は、会津と薩摩両藩の蜜月時代から戦争に至るまでの関係をひも解きながら、戊辰戦争の裏側を描いていく。ふたたび、会津を救うのは薩摩であるかもしれない―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

星 亮一
1935年、宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部国史学科卒、福島民報記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て作家。この間、日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。『奥羽越列藩同盟』で第19回福島民報出版文化賞を受賞、またNHK東北ふるさと賞を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: ベストセラーズ (2008/7/9)
  • ISBN-10: 4584121850
  • ISBN-13: 978-4584121856
  • 発売日: 2008/7/9
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:新書
雪深い会津と太陽の国・薩摩。
蛤御門の変では同じ立場に立ちながら、三年後の戊辰戦争では何故、
薩摩は会津を攻めたのか。

薩摩と長州は、海による結びつきがあった。海と共に、結びつける
坂本龍馬という人もいた。実直そのものの教えが日常にあった会津
だからこそ、坂本龍馬のような人物は入り込めなかったのだろう。
それが不幸ともいえる。会津は孤立していた、そう思う。

幕末の主要人物は、自分の写真を多く残している。その中で、唯一、
写真が残っていないのは、暗殺を恐れた西郷だけだ。この事実
ひとつ取っても、西郷のしたたかさがよく分かる。駆け引きが
日常茶飯事のようにあった薩摩、長州のように多くの逸材を散らす
ことなく、輝ける明治維新を掴み取る。その影で、追いやられていく
会津の哀愁を、強気の長州の背後にいて薩摩は気掛かりだったと思う。
その薩摩の思いが本書を通じて伝わってくる、そして、その流れを、
主要人物の紹介も交えて、的確に解き明かしてくれている。
西南の役で西郷を攻めることになる、歴史の輪廻。
顔の見えない西郷は、得体の知れない怪物にも思えて、会津の
誠実さが胸に迫った。

装丁からして物語っているようで、ドラマティックだ。
思わず松平容保を連想してしまうような上品ではかなげな紫、
帯の赤は、さながら西郷の情熱か。

あとがきには、「歴史とは、相手を知ることでもある」とある。
その歴史を本書で学べた。
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