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会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)
 
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会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書) [新書]

星 亮一
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 756 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

慶応四年春、幕府軍は鳥羽伏見の戦いで敗れて瓦解した。江戸城無血開城を経て戦場は東北に移る。長岡での激戦、白河の攻防、日光口での戦い…。会津藩をはじめ奥羽越列藩同盟軍は各地で戦いつづけるが、薩長軍はついに国境を破り会津若松に突入、一カ月に及ぶ篭城戦がはじまる。なぜこれほどまで戦わねばならなかったのか。会津藩の危機管理、軍事・外交、人材育成を検証しつつ、戊辰戦争最大の悲劇を浮き彫りにする。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

星 亮一
1935年(昭和10年)、仙台市に生まれる。東北大学文学部国史学科卒業、日本大学大学院総合社会情報研究科修了。作家・東北福祉大学兼任講師。著書に『奥羽越列藩同盟』(中公新書、1996年度福島民報出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 202ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2003/12)
  • ISBN-10: 4121017285
  • ISBN-13: 978-4121017284
  • 発売日: 2003/12
  • 商品の寸法: 16.8 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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39 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By perago
形式:新書
新選組が好きで、そこから幕末の会津に興味を持ちました。
この著書は、鳥羽伏見の戦い以後、会津藩が降伏するまでの期間を取り上げています。
新選組関連の書籍で、今まで何度も鳥羽伏見以後の史実は知っていました。
会津で激戦が繰り広げられ、多くの悲劇にみまわれたことも知っていました。

しかし、「知っていたつもり」だったということが、この本を読んで気が付きました。
当然のことですが、新選組関連の書籍で語られる会津での戦いの視点と、会津武士達をメインに語られる視点では、内容の濃さが違います。
目まぐるしく転落してゆく会津の運命、それに翻弄され続ける人々、

簡潔でわかりやすい文章でありながら、会津の悲劇を生々しく伝えてくれます。
電車内で読んでいて、何度涙が溢れそうになったことか...。
しかも、その悲劇がただ一方的に官軍によって引き起こされたわけではなく、会津の支配階級者たちにも責任があるという事実を知り、さらに胸が締め付けられる思いがしました。

さらに、戊辰戦争から100年以上経た今でも、会津と長州(萩市)の間にはわだかまりが続いており、互いに親交を深めようと努力されていることを知り驚きました。
ほんの些細なことから始まったことが、こんなにも長い間に渡って人々を苦しめ続ける戦争というものについて、改めて考えさせられた1冊でした。

このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Coffey man トップ500レビュアー
形式:新書
 高校のとき日本史をまじめに勉強していなかったので、会津の人たちはいまだ
に薩長をよく思っていない、という話を聞くと「いったい何があったんだろう?」と
素朴に疑問に思っていました。明治維新には大変な悲劇があったことがよく分かりました。
江戸が無血開城したことにより薩長軍は振り上げたこぶしをどこかに向けなけれ
ばならず、その対象が会津藩だったのでしょう。その理不尽さは、東北、越後が
反発し、奥羽越連藩同盟の結成されたことに通じているのではないでしょうか。

 しかしながら東日本政権を樹立するには会津藩はあまりにも時代に取り残され
ていました。本書の考察でも、戦局によっては違った展開があったのではとされ
ていましたが、節目節目でことごとく判断を誤り、敗れるべくして敗れたともい
えなくもありません。しかしながら敗戦後の薩長軍の掠奪や婦女への暴行、拉致、
監禁などもひどいもので、会津人の恨みを強くさせているのでしょう。

 会津と薩長でこのような歴史的遺恨があり、いまだにそれを引きずっている事実を
知っていると知らないではお互いへの配慮が大きく違ってくるでしょう。大人の
社会人として知っていなければならない史実であると感じました。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
第三章 会津城下の戦い 
もはやこれまでと、次々と自刃や介錯していく、避難が遅れた家臣とその家族の殉難が書かれている。
読みながら戦慄を覚えた。悲劇過ぎる。

しかし、これが日本人、だったのである・・・。
大変な衝撃を受けた記述だった。

日本人の死生観。自決の歴史。その長くて深い精神風土。(今も、その呪縛から完全に解かれていないと私は思う)
本書を読んで以来、その根本を問い続けている。
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