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淡交社版の単行本の文庫化。文庫化にあたって少しだけ変更が加えられ、水墨画文と加島訳「老子」抄の第2章は省かれました。削られた画文の代わりにとでも云いますか、表紙カバーに同類の画文を使っています。その他、第1章の題名にも変化があって、以前の「風と影の時間に」が「谷の四季」となりました。他方で、住んでいる伊那谷の地図とたくさんの写真、それに第1章の解題を含む文庫版へのはしがきなどが新しく加わりました。その結果、さきの単行本が「加島老子の入門書」であったのに対し、「加島老子への誘い」といった感じの軽い冊子になっています。それだけにいっそう読みやすいです。
偉大な書物や思想は、汲み尽くせない。だから、「老子」も人によりいろんな読み方が出来る。しかし、これほど自由闊達に「老子」を読んだ人を私は知らなかった。
現在、朝日文庫版もでている。しかし、文庫版では画文と加島訳「老子」抄の章は省かれた。その反面、住んでいる伊那谷の地図とたくさんの写真、それに第1章の解題を含む文庫版へのはしがきなどがついた。
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