今まで私が持っていた政宗公のイメージが少し変わりました。
戦国時代のしかも殿ですから、かなり遠い人の話として今まで捉えていたものですが、
この書を読んで、血の通った普通の人間の温かさを感じられ、読んでよかったと思いました。
直筆の書の画像と読み下し文、訳文と載せられていて、
筆者の解説の後に、最初はとっつきやすい訳文から。
これを読んだ後に読み下し文を少し声に出しながら読むと、
まるで目の前に公が座して、文面を考えつつ筆を取っているような錯覚を覚えました。
そしてその後に対応する直筆の書を拝見…。
もちろん何が書いてあるのかはさっぱりですが、公がこの書を書いた時の感情の動きをその筆致で見ることができます。
非情に良書だと思います。