この【傑作集】は、現在新品では手に入りにくい状態にある文庫・伊藤潤二 恐怖博物館を、
『富江』の何度目かの映画化に合わせて再装丁し、サイズもB6に拡大し発売してゆくシリーズのようです。
今のところ何巻迄発売とはアナウンスされてませんが、
大人になった双一君が出てくる
闇の声<全> (ソノラマコミック文庫 い 64-11)も、
この【傑作集】で出して頂けるのを期待しています。
収録内容は、1冊の内の収録作品は文庫と全く同じですが、巻末にあった著名人の解説がなくなっています。
紙質は白がハッキリめの物を使用しているので、これが伊藤先生が描く繊細な線を更に際立たせていて、
印刷も今回の傑作集の為に新たに版下を作成したのかな?と思えるほどシャープで綺麗なので、
文庫は持っていますが、この画質だけでも、この【傑作集】を買って良かった!と満足しました。
この3巻には、潤二キャラで1・2の人気を争うと思われる「双一」のエピソードを10話収録。
ひねくれた性格の少年・双一に振り回される周りの人々・・・
このシリーズは、伊藤潤二ホラーの特徴である「ちょっと笑っちゃうよね」的なものが最も端的に出た作品だと思います。
内容はまさにブラックというか、ホラーというか、ギャグというか・・・う〜ん言葉に困る。
この言葉に困っちゃう感じは、ぜひ読んで確かめてみてください。
そして、双一の姿に愛らしさを感じたら・・・もうアナタは潤二ワールドにハマってます。
伊藤潤二作品でオススメの1冊!