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伊藤博文直話 (新人物文庫)
 
 

伊藤博文直話 (新人物文庫) [文庫]

新人物往来社
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

幕末動乱をくぐりぬけ、初代内閣総理大臣となった伊藤博文。政治家として栄達をきわめた伊藤が、みずから語った唯一の「自伝」本。人物談あり、幕末の実歴談あり、政談あり、憲政論あり、修養談あり―。肉声が伝える激動の時代と人物。

登録情報

  • 文庫: 335ページ
  • 出版社: 新人物往来社 (2010/4/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4404038399
  • ISBN-13: 978-4404038395
  • 発売日: 2010/4/7
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫|Amazonが確認した購入
本書は人物談、実歴談、憲政談、修養談、実業談と大きく五つにカテゴライズされ、さらに細かく章立てされてあります。
人物談では大久保、木戸、岩倉らを各々数ページをさいて語ってますが、高杉に関してはたった2行、井上馨に関しては採り上げすらされてません。
とはいえ本書の約半分を占める実歴談において、盟友二人の活躍ぶりを存分に語ってくれてます。安心しました(笑)

なんたって功山寺挙兵の現場にいた張本人が語るのですから、面白くないわけがない。
ただこの実歴談は幕末期中心に語られており、明治期の重要出来事や政治家としての活躍ぶりはほとんど語られてません。

憲政談では憲法や政党の在り方。修養談では人生哲学等、また観光ビジネスについて語っていて興味深いです。
実業談は鉄道創設のことなど。

改めて伊藤博文は凄い人だと実感しました。
明治史にあまり興味をもたない幕末ファンの方々に読んでいただきたいです。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
興味深い 2010/6/6
By ござねぶり トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
明治にはこのような聞き語りが新聞の記事として好まれ、勝海舟なども幕末の動静と
本人の思いを遠慮なく語っている。伊藤博文が幕末から明治の激動期にどう考えどう生きたか
同世代の人物評を交えながら語るのを読むと、若さゆえの行きつ戻りつはあるが心情を率直に
語り、行動した命の輝きを感じる。彼の愛読書が日本外史でなく日本政記(どちらも
頼山陽だが)だという点にも注目しておく必要がある。当時の尊王思想の背景をなした本で
もっと注目されてもいいが、頼山陽の思想の大胆率直さのせいで戦前でも忌避に触れる部分が
あるとして全編の訳述が許されなかったほどで、そうだろうなと思う。
日本外史が彼ら維新の志士達の思想的背景になったと言われるが、本を読むとやはり政記が
重要な位置にあった。(政記は昭和57年の安藤英男さんの論文部分全訳が一番新しいもの?)
維新史に興味を持つ人は、自分の理解と伊藤の語る維新史の比較が楽しく、読んで面白いでしょう。
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