内容紹介
伊福部昭ファン待望のピアノ作品集。
全てライブ演奏で、なんと世界初録音と初演が収録されています。
「ピアノ組曲」は伊福部19歳の時の作品で、伊福部昭の原点にして伊福部のその後を暗示するには雄弁すぎるほどの作品です。
「炎の歓喜」と「ヴァイオリンとピアのための二つの性格舞曲」は世界初録音。
とくに「ヴァイオリンとピアのための二つの性格舞曲」の録音稿は世界初演時のものです。
「ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ」は伊福部本人と打ち合わせの末に演奏されたライブを収録。
ピアノ奏法とオーケストレーションは、まさに伊福部節全開!
土俗的リズムは、「ピアノ組曲」に通ずるものがあり、CDアルバムの構成も、成る程と頷けるもの。
まさに、日本音楽界に燦然と輝く伊福部昭の記念碑的作品集です。
伊福部昭 作曲
アーティストについて
●演奏者プロフィール
山田令子(ピアノ)
栃木県日光生まれ。東京音楽大学ピアノ科卒業。
1990年に渡米し、ルーズベルト大学ピアノ演奏科で音楽博士号を取得。その後、デュポール大学のピアノ演奏研究かで学ぶ。
1992年から98年までシビック・オーケストラのピアニストを担当。
1996年にはエッシェンバッハ指揮シカゴ交響楽団のチェレスタを担当。
現在、ミシガン州カマラーズ交響楽団主席鍵盤奏者を務めている。
東京音楽大学在学中の4年間、伊福部昭ゼミナールに聴講生として参加、その作品・思想に強い感銘を受ける。
現在までに、数多くの演奏会に伊福部昭の作品を取り上げ、そのコンセプトに忠実な演奏の実現に務めている。
これまでに、ピアノを白石百合子、丸山恵美、ルドミラ・ラザー、メアリー・サワーの各氏に、チェンバロをロジャー・グッドマン、デーヴィッド、シュレーダーの各氏に師事。
山田茂俊(ヴァイオリン)
桐朋学園大学で斎藤秀夫、広瀬悦子、鷲見三郎、ウィリアム・プリムローズに師事し、卒業後鈴木鎮一に感化されオランダ王立ハーグ音楽院に入学。
バロック・ヴァイオリンをシギスヴァルド・クイケン、ルーシー・ファン・ダールに、アンサンブルをフランス・ブリュッヘンに学び、在学中にニコラス・アーノンクール夫妻のもとで数多くのコンサートを行う。
卒業と同時にアメリカ・ミシガン州アナーバーに招かれ、アルス・ムジカ・バロックオーケストラと北米において数々の演奏会やレコーディング活動を行う。モダン・ヴァイオリンをルジェーロ・リッチに学び、アナーバー交響楽団の主席ヴァイオリニストを務める。
世界各地でリサイタルも開催し、各地のバロック・オーケストラのコンサートマスターも務める。 2001年にはシカゴ交響楽団室内楽シリーズに出演。 現在、シカゴ音楽院においてヴァイオリン講師を務め、長年に渡りヴァイオリン奏法の歴史的変遷を研究する。
パトリック・ゴードン(ピアノ)
ノースダコタ州ファルゴ市生まれ。 1997年からシカゴ交響楽団主席ピアニストのメアリー・サワーに師事し、ディポール大学音楽科ピアノ演奏コースで音楽学士号・修士号を取得。これまでにシカゴ交響楽団、シビックオーケストラ、ギドン・クレーメル等と競演。 2006年インターナショナル・チェンバー・アーティストを設立し、アーティスティック・ディレクター・ピアニストとして活動している。
早川正昭(指揮)
1934年市川生まれ。満5歳で最初の作品を作曲。東京大学卒業後、東京藝術大学作曲家に入学。作曲を長谷川良夫、指揮法を渡邊暁雄に師事。 欧米からたびたび招かれ、自作品を含むプログラムを演奏。日本でも、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団など各オーケストラに客演。作品はドイツなど海外で多数出版され、日本よりむしろ海外で演奏されることが多い。広島大学名誉教授