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伊予の狸話 (風ブックス (13))
 
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伊予の狸話 (風ブックス (13)) [新書]

玉井 葵
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

伊予の国=愛媛県は狸伝説のメッカ。著名人に関わった狸たち、宇和島の狸話、佐田岬半島の狸地蔵、松山城下の狸たちなど狸話332件を収録、伊予狸伝説の現在をまとめる。

登録情報

  • 新書: 152ページ
  • 出版社: 創風社出版 (2004/11)
  • ISBN-10: 4860370457
  • ISBN-13: 978-4860370459
  • 発売日: 2004/11
  • 商品の寸法: 18 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 363,527位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:新書
 伊予の国が狸伝説のメッカであることは広く知られている。その波及は私の住む讃岐にも通じている。ここに紹介されているのに似た伝説が伝えられているので、よけいに本書に興味が感じられた。どこからが作り話で、どこらあたりが本当なのか、定かではない。いわば、化かされてしまうのだが…
 332編の「伊予狸話」重複も気にしていないようだ。聞き取りの意味を感じない著者。そういう時間がなく、意味を感じないと言うのがおもしろい。出典は51冊の書籍。ストーリーを持たない狸たち50ほどある。
 ストーリーを持ったもの…「あずき洗狸」が多い。あずき洗いの音の不思議というよりも一人のはずの女が二人いることに目を奪われるような話。柳田国男の「妖怪談義」にも触れられている話である。怖い話として語られたと思われるが、現在では、どこが怖いのか分からなくなっていると著者は言う。
 その他子細に見ていくと、なかなか面白い。狐のようにずるがしこくないから、弘法大師が四国に住まわせることにしたとも言う。化け方にも愛嬌があるからだとも言う。
 伊予には、人間と狸との相克、あるいは狸の復讐といった内容のものもある。困っている狸を見殺しにして、祟られた話である。狸同志の化かし合い、人間と狸の化かし合い、はては人間が狸を化かす話もある。
 いっそ狸話を作ってみようと、話好きの伊予人が、昔話風に狸話を作ったのではないかと推察される。
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