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企業研究資金の獲得法
 
 

企業研究資金の獲得法 [単行本(ソフトカバー)]

根本 光宏 , 永井 正夫 , 田村 元紀
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

科研費などの公的な研究費については申請できるけど
企業と共同/委託研究に取り組みたい場合はどうしたらよいのだろうか?
そのチャンスを増やすには日頃どう研究を進めればよいのか。
会社のは本当はどう考えているの?

研究者の積年の疑問に答える一冊がここに。

長年、大学・企業・産学連携の立場から
共同研究に携わる著者らが、ノウハウを解説する。
企業の持つ背景・視点も事例とともに掲載。
経験者のインタビュー・助成制度一覧も収録。


序 章 企業からの研究資金の現状
第1章 会社が求めているもの
第2章 機械システム工学科の大学教授の経験則――企業内に理解者を得よう
第3章 企業における研究環境・社内力学
第4章 どこで接点を探すか
第5章 会社の選び方
第6章 効果的なPR
第7章 コンタクトの際のポイント
第8章 契約成立までの注意事項
第9章 海外の大学と日本の大学の違い
補遺 産学連携センターの機能~教員・企業との連携
【付録】民間企業の助成金制度・産学共同開発の支援制度一覧

内容(「BOOK」データベースより)

非公開の会社の本音を引き出して資金を獲得し、実りある共同研究を行うにはどうすればよいか。会社がサポートする理由をはじめ、大学の規模・知域差・ブランド力に左右されないPR方法、人脈形成、さらには契約成立までの配慮等を丁寧に解説。長年、大学・企業・産学連携の各々の立場で大きな実績を挙げてきた著者陣が贈る、現場の研究者のための案内書。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 164ページ
  • 出版社: 丸善 (2010/12/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4621083031
  • ISBN-13: 978-4621083031
  • 発売日: 2010/12/16
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
表題が少し紛らわしいですが本書は「企業『からの』研究資金の獲得法」です。
主に大学の研究機関で資金繰りを行う者(多くの場合研究室を持つ大学教授)が、
企業から助成金を得る事を目的として書かれた本です。
私の様な技術系の起業等を資本金集めを考えている方も其れなりに役に立ちますが、
他書を選んだ効率が良いでしょう。

但し、全く役に立たなかったわけではありません。
企業ニーズを知れる為の客観的なデータが多く、非常に示唆に富んでいて面白かったです。

同時に本書は助成金を得るという目的を越えて、企業と大学の健全な関係についても語った本であると思いました。

特に興味深かったのは「企業が大学に求めているもの」として
「研究開発の効率化や規模の拡大」は(それらは自社の開発部で行う為)それ程求められていなかったことです。
その一方で、純粋な「研究開発力・技術力の向上」は勿論高かったが、それ以外にも、
「自社に存在しない技術知識やアイデアを活用」が同等のレベルで求められていた事です。
例えば、本書では『自動車会社』と『植物の研究』という一見ミスマッチな組合せから、
バイオエタノールが実現された事で例えて説明しています。
之は思い切った独創的な新規研究開発は企業としては行いにくい為、大学に委託したい思いがあるようです。

また、他にも大企業の海外投資への比重が年々高くなっている事も記述されており参考に成りました。
海外の大学の研究機関のレベルは高く、研究者の人材の質も高いのが主たる理由です。
他にも、業界ごとに事情があり、特に製薬メーカーは法律の制約があり、
日本は新薬の販売が諸外国に対して後発に成る場合が多く、海外向きにならざる得ないとも書いてあります。
その一方で、コストに関しては国内が圧倒的に優れていると認識されてため、
日本の大学はこの部分を主張していけば良いでしょう。

また最後の巻末の助成金一覧が支援する研究分野毎に分かれており、
実際に助成金を受けようとする方は直ぐに参考に成る本だと思います。
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ベンチャー企業の研究開発資金調達の指南書かと思って中を読み始めてみたら、学界関係者向けの書籍だった。
(定型発達の方々は、カバーの挿絵や出版社名から、内容に関する察しがつくのだろうか?)
私事最近の国から大学への運営交付金削減等の件には疎かったが、産業界から共同研究または受託研究の形態で資金提供を受けた研究費は膨らんでいるとのことだ。つまり、企業が外注のような形で大学を活用する機会が多くなっていることになる。
ともあれ本書には、産学連携の成功例・失敗例の他、企業からは見え難い大学の内情の話も多々記載されており、こうした部分は、企業サイドに属する方でも参考にできると思う。
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