本書は著者が1985年に著した『組織文化とリーダーシップ』の実践版に位置づけられるといえます。
前著で訴えている要点はそのままに、エッセンスを凝縮し、かつ実践する際の質問票等を加えています。
本書を活用する際にはその背景まで含めてより深く理解する必要があり、前著を読むことをお薦めしますが、
企業文化・組織文化に関する文献をある程度読まれている方にとっては、本書だけでも実践できると思います。
近年、企業文化・組織文化についての指南書が数多く出版されています。
その中には、文化を見極めること、変えることについてかなり安易に捉えているものが少なくありません。
本書を読むことで、文化が如何に捉えにくいものか、変えることが如何にリスクの高いものか、を思い知らされます。