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企業倫理をどう問うか―グローバル化時代のCSR (NHKブックス)
 
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企業倫理をどう問うか―グローバル化時代のCSR (NHKブックス) [単行本]

梅田 徹
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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合計価格: ¥ 3,644

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

耐震強度偽装、有価証券報告書の虚偽記載、リコール隠しなど企業不祥事が止まらない。利益追求に奔走する企業につける薬はあるのか。盛んに行なわれている社会貢献活動に企業が真剣に取り組むのはなぜか。グローバリゼーションの影を克服し、持続可能な発展を可能とするために企業は環境、人権、貧困など地球的課題の克服に力を注いでいる。また、企業行動に大きな関心をもつようになった国連も、CSRの重要性を認めて、「グローバル・コンパクト」を立ち上げた。このイニシアティブは果たして成功するのか、成功させるには何が必要か。さらに、市民にも企業行動をウォッチするなど果たすべき役割がある。企業倫理、グローバル・コンパクトに詳しい気鋭の研究者による、問題提起の書。

内容(「MARC」データベースより)

耐震強度偽装、有価証券報告書の虚偽記載、リコール隠しなど、企業不祥事が止まらない。利益追求に奔走する企業につける薬はあるのか。企業倫理、グローバル・コンパクトに詳しい研究者による、問題提起の一冊。

登録情報

  • 単行本: 243ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2006/01)
  • ISBN-10: 4140910518
  • ISBN-13: 978-4140910511
  • 発売日: 2006/01
  • 商品の寸法: 18 x 12.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
 CSR(企業の社会的責任)の解説書が矢継ぎ早に出版されているが、現場でCSRのシステムを作り実行しなければならない経営者や担当者にとっては不満足なものが多かった。「企業の社会的責任とは何か」という理屈をこねまわしているだけの本や、CSR報告書をどうしたらうまく書けるかというアンチョコを狙った本、あるいは国際舞台でのCSRの大きな動きの知識を持たないコンプライアンスの専門家が書いた「ドメスティックCSR」とでも呼ぶべき類の本ばかりだったからだ。

 しかし梅田氏はCSRに関連した国際的な基準作りやモニター活動や、汚職防止のための市民活動に参加してきた立場から、平易な文章でCSRという複雑な事柄を解説することに成功している。CSRについてわからなかった頭の中のモヤモヤを一掃してくれる優れた著書である。

 CSRは単に「企業の順法精神」あるいは「環境を守るための基準」というふうに解釈されていることが多い。しかし筆者は、地球規模での企業活動が直面している人権問題と南北問題に対して、どうアプローチしたらいいのかという視点でCSRを語っている。さらにさまざまな国際行動規範の限界と矛盾点にも触れており、CSRの本質をしっかりと教えてくれる。

 いま、日本の企業に求められているのは、この本をテキストにして、CSRを知るための海外ツアーに出ることであろう。先進国では国際企業が人身売買やフェアトレードに真っ向から取り組んでいる現場を見ることができる。途上国では、汚職政治に苦しめられ続けている零細企業家の戦いを知ることになる。CSRの導入は、まず現実を知ってからだ。

 CSRとは小手先の基準や規格を作り出すことではない。会社に浄化作用と安心できる持続能力を生み出すための真剣勝負の戦いだ。人あってこその企業という原点が、この本には正確に書かれている。
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