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本作「MOTHER 1+2」は、コピーライターとして有名な糸井重里氏が、ゲームデザインやシナリオなどゲーム作り全般に携わって世に産み落とした異色のRPGだ。現代を舞台に少年少女がメロディーを集めながらドキドキワクワクの冒険を繰り広げていく、ちょっと不思議なストーリーが魅力。現代ものということで、バットやフライパン、銃、ヘルメットなどを装備し、魔法代わりのPSI(超能力のようなもの)を駆使して宇宙人や車、ヘンテコな生き物をやっつけていく。戦闘システムはコマンド選択式のオーソドックスなものだが、「2」では回転ドラム方式を導入して緊張感あふれる戦闘を味わうことができるようになっている。
街並みやキャラクターなどのグラフィックは、あくまでポップでキュート。しかし、いったん遊び始めてみれば、住人の独特なセリフ回しが印象的な「毒づき」や「ナンセンス」な会話、あるいはその「ピュアな優しさ」にぐいぐい引き込まれていくのは間違いないだろう。ユーザの数だけ、それぞれの心の中にそれぞれのMOTHERワールドがハッキリと形づくられていく。発売後何年たとうとも、プレイしても古臭いと感じるどころか、逆に新鮮さと驚きをプレイするたびにもたらしてくれるに違いない。(皆瀬育郎)
「MOTHER1」
ひんやりした空気と、静かな恐怖感。
子供の頃だったらわからなかっただろう感動。
終盤、泣きました。
「MOTHER2」
明るさが前面に押し出された雰囲気。
キャラが可愛く、あちこちにユーモアが散りばめられている。
でも、不意にぞくりとさせられるシーンも。
明るく見えても、不意に暗闇が覗く世界。
だけど、パパがいて、ママがいて、帰る家がある。
そんなゲームです。
自分の家族は大のRPG嫌いで、今まで一つもクリアできなかったのですが、マザー2だけは夢中になって最後までやり通しました。そしてエンディングでは無言で食い入るように画面をみつめていました。
グラフィックもサウンドも目覚しい進歩をとげ、華やかになった今のゲーム。でもマザーのような「大人も子供もおねーさんもRPG嫌いの人も・・」なゲームはその後作られたでしょうか?
マザーはプレイヤーの目や耳だけでなく「心」を魅了するゲーム。今一度その世界に浸れる事を本当に嬉しく思います。
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