前作が隠れた名作と言うことで非常にコアな人気のあるゲームということだけに、前作のファンが
納得いくものになっているか、または新規の人が入ってこられるのかという部分で気になっていま
したがやってみたら、そんなものはいらない杞憂だったと思い知らされました。兎に角爽快で直感
的で熱い!
Wiiリモコンとヌンチャクはこの手のシューティングとの相性はかなりいいというのはこの手のゲー
ム好きには周知となっていると思いますが、前作が操作が難しかったのと違って操作性が向上したこ
とにより、熟練プレイヤーには快適を得てさらなる飛躍を、初心者の人には感覚的に遊べる間口の広
さを与えることに成功しています。
製作会社のトレジャーのこだわりの一つに60fpsという言葉がありましたが、fpsとは1秒間に何枚
の絵を見せるかという数字で、60fpsをパラパラ漫画でいうと一秒に60枚の絵をめくるということに
なります。プレイステーション3のアクションゲームのベヨネッタやアンチャーテッドでも30fpsで
すから、その動きのなだらかさはWiiのソフトでも屈指であり、高性能機でもなかなか実現できない
動きのぬるぬる感をグラフィックが落ちるとはいえ決して高性能ではないWiiで実現させたことは凄
いことだと思います。
しかし、そのこだわりもじっくり落ち着いてみさせない怒涛の展開がもっと素晴らしいです。その
60fpsとか細かい話なんてぶっ飛んじゃうくらいカオスの展開が待っていて、やり過ぎなくらいの敵
の猛撃やステージの様々なギミックに驚きを与え続けられますので、途中自分がトリップしてしまい
そうなくらいハイになってしまいますね。
難易度についてはシューティングで高難易度が売りのトレジャーですら『これ難しすぎるって言われ
るだろうな』と思っていた難易度に対して任天堂が『なんですか、これ簡単すぎます。もっと難しく
してください!』と高難易度に吊上げた逸話があるくらいのとても難しいゲームだと思います。
ただし、難易度選択でイージーを選ぶとかなり判定が甘くなりダメージも小さいのとコンティニューが
無限なのであんまりこう言うゲームやったことがないって言う人でもクリアできる様な調整がしてあり
ます。ノーマル以降とかは前作より難しいので腕に自信がある人は任天堂の突きつける高難易度に燃え
るでしょうか(笑)
最近この手のシューティングゲームはユーザーも減り需要の関係でソフトが少なくなっていますが、
この罪と罰は馬鹿みたいに労力をかけたと思わせられる力作で、売れないとわかっていてもここまで
やるかという本気度に清々しさすら感じさせられます。
敵の種類や動きのバリエーションも豊かで本当に飽きさせませんし、ステージもなかなかのボリューム
です。そして何度でも遊んでみたくなる追求性や操作する楽しさという点でも非常に評価できる名作
だと言えます。
斜陽なジャンルであること、無名ブランドであることからこのゲームが売れるというのは難しいかもし
れませんがプレイした人の心にはしっかりと残る、愛されるゲームではないでしょうか。
文句なしの☆5つです!