■操作性について
任天堂が販売するゲームとして作り自体は結構荒いです。任天堂が開発するゲームなんかは特に
チュートリアルによるしっかりしたガイドとコンフィグでいじらなくても多くの人が快適に遊べ
るゲームが多いのですが、このゲームはチュートリアルがムービーで見てるだけとか初期設定の
操作だといまいち操作に難があるとか任天堂ブランドのソフトだけに『おや?』と思ってしまう
節もあったりします。
そもそもこのゲームは万人向けか?と言われると疑問で、操作については細かくカスタマイズで
きるので自分で色々調整しながらやっていくうちに自分にとって快適な設定を探っていけますし、
そこら辺はコアなユーザー向けのゲームと割り切っているのでしょうか。
最初の数十分は慣れていない、初期調整がイラっとする等ストレスが多く正直面白さが伝わらな
かったのですが色々設定をいじって自分のやりやすい設定とかゲーム自体の操作に慣れてくると
ストレスがいつの間にか消えて爽快感がぐんぐん増してきます。
1時間、2時間気がつけばリモコンをぐいぐい動かしながら夢中で遊んでしまっていて『このゲー
ム爽快で気持ちがいいなぁ』って言うのに変っていました。
ちなみに私はWiiモーションプラスをつけて遊んでいますが、描いた軌跡にちゃんとリンクして攻
撃をしてくれるので気持ちがいいのと『遊んでる』感が強く感じることができます。ボタンをぽち
ぽち押すだけでは味わえない面白さ、気持ちよさがありますね。
■このゲームの戦いについて
設定はシリアスだしストーリーも真面目な路線なんですがハンマーで巨人をぶったたいたり、魔
法で必死に闘っている村人ごと大爆破してぶっ飛ばしたりして突き抜けた感じが妙にバカっぽく
爽快。一言でいえば『ヒャッハー!!』って感じ。
最初のうちはすごく簡単でとりあえず攻撃していればバッサバッサ倒せるのですがだんだん敵が
増えて強力になってくると緊張感が出てくるのと腕が上達しいくのが相まってさらなる快感を味
わえます。
敵の数も最初はそれほどでもないですが、序盤が終わるころにはおびただしい数の大群に絶望す
ら感じさせられます。ゲームをやっててあまりの数に『こんな数無理だろ…どうしろと!』と恐
怖したのは初めてです。Wiiの性能などお構いなしの数なので処理落ちますが(笑)
数が多いという恐怖もそうですが、でかさの恐怖もなかなかのものです。オンラインでバラバラ
に行動して敵を一掃している中ふと山の上を見上げると山の様な巨大な巨人にぎょろりと見下ろ
された時の恐怖と自分の言ったらもう。
敵の種類も意外と豊富で歩行する巨神族だけでなく空を飛んだり、巨大な獣に乗っている巨神、
竜や甲殻類等バリエーションもあり中だるみしません。ステージを進めば色違いの強力な敵がで
るてきますし、難易度によってただ近づいて殴るだけだったのがジャンプして飛んでくるとか攻
撃が変るとか色々変化をつけているという点も長く遊ぶ、やりこむ要素になっていますね。
■武器生成について
武器の種類も非常に多くて新しい武器を使うたびにわくわくして、使った見たらあまりにも強烈で
笑ってしまったり、個性が強い武器に『これは使いこなすのが大変だ』と苦笑いをしたり色々楽し
ませてくれる要素が満載。
ステージや敵によってこの武器を使った方がいいとか、こういう武器がほしいとか出てくるのでた
だ単に攻撃するだけでなくそれぞれの武器に対する戦略性や価値を持たせている部分はゲームとし
てよく出来てるなぁと感心しました。
中には城下町の強固な防壁すらもぶっ飛ばす様な強力な魔法もあったりして、ガンガン街をぶっ壊
してると女神から『あなたが本気を出すと街が崩壊してしまいますわ!力をセーブしなさい!』と
注意されたりもします(笑)
近接武器のお勧めはハンマーですね。振り上げから下すまで時間がかかりますが巨人の攻撃をぶっ
飛ばしてバラバラにしてしまう強引さが素敵です。あとははやぶさの剣みたいに連続で高速で切り
つけれるのも最高です。手首を高速でシャカシャカシェイクするように振るとフレイが同じように
スパスパものすごいスピードで切り刻んで気持ちがいい。
武器も300種類以上と豊富で自分に合った武器やステージに合った武器を捜す楽しさがあります。
レギンレイヴが刺激的なのはこの豊富で個性的な武器も大きな要素ですね。
■総評
このゲームはある程度ゲームに慣れた人が今まであったようなゲームを新しい感覚で楽しむという
点で非常に楽しめるものだと思います。
でかい敵を剣や魔法で倒すアクションゲームなんて山ほどありますがこのゲームはとても新鮮でな
お且つゲームっぽさもしっかりあって、Wiiなんてとライトユーザー向けのイメージで敬遠されてる
方でも楽しめそうな気がします。
ヌンチャクによる回避行動のやりにくさや処理落ち等細かい不満点を挙げればたくさんありますが
ただただゲームとして面白いので『これくらいしょうがない』と笑って許せてしまう痛快さ。
かゆい所に手が届かないけれどそれ以上に刺激的でかゆいとかもうどうでもいい!と吹き飛んでし
まう、そんな突き抜けた面白さ是非多くの人に体験していただきたいです。