遊び方とアイデアは非常に面白い。しかし、ジャンルが悪かった。
ホラーゲーム、特に和風テイストのものは雰囲気が重要。『零』はすべてやっていますが、確かに射影機を使い怨霊を封じるというスタイルは、シリーズをやってきた人間が一度はやってみたいと思うとても魅力的なシステムだと思います。
しかし、実際やってみると本当に動かないといけないので落ち着かない上に、体感する恐怖が雰囲気を逆に壊している気がします。これはWii版でも言えることですが、絶対に『零』には合わないシステムだと思います。
これが逆にバイオハザードやアクションガンシューティングなどだったら、面白かったかもしれません。ARノートのアイデアも良かった。
しかし、ホラーとして『零』はじっくり静かにやりたいです。次回作をPS3やVitalにしろとは言いませんが、もう一度だけ原点にもどって欲しいです。それが『零』の最大の魅力なのですから……
今作はゲームとして全体的にはアイデア満載で実験的なものが強く感じました。シナリオ量増やすなり、新機能を加えたリメイクをするなり、今後の新作に期待したいです。