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夕暮れに遠くから聞こえる時計台のさびしげなむらメロディー,夏の昼下がりのけだるい蝉時雨,人気のない秋の砂浜を歩く肌寒い足音, 雪ダルマを作りながら踏みしめる雪のきしみ。
待つ者のない自分だけの部屋に帰ってくれば,気ままに作ったしつらいにくつろぐことができる。
やらなくてはいけないことも,ここまでやればおしまいということもない小さなむらで,気分をしっぽりと濡らしてくれる音に存分に包まれることができます。
ただ,このゲームの世話が焼けるところは,実際と同じく時間が流れているという,まさにその点にあるかもしれません。
つまり,なるべく毎日村を訪れるようにしないと,いろいろと不都合が出てくるんです。雑草がむやみと生えたり,部屋にゴキブリが増えたり,友達にイヤミを言われたり忘れられてしまったり。
そうなると,いちいち時計を戻して実際の季節との食い違いを大きくしていく覚悟でも!無い限り,毎日村を訪れて除草,家具移動,挨拶回りと,まるで義務のようになってしまってそのうちには重荷に感ずることにさえなり兼ねないと思いました。
何週間も何ヶ月もほったらかしにしておいたとしても,ただ季節が巡っていっただけで,同じ顔のむらが迎えてくれる。そんなどう森だったら…と思っています。
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