いまや世界でも有数の優良企業とみられる同社ですが、他の「エクセレント・カンパニー」に比べて、書籍などでその実態について語られるということがこれまでほとんどなかったこともあり、非常に興味深く読むことができました。
また、ファミコン世代の一人としても、同社の歩みは大変興味深いものでした。
「娯楽に徹する」「独創的であれ」「「驚き」と「喜び」を生む」「枯れた技術の水平思考」・・・などなど、同社の強さの源泉について語られる際のキーワードがいくつか登場しますが、同時に、これらの"DNA"が同社の長い歴史の中で脈々と受け継がれてきていることが紹介されています。
度々、このような優れた企業文化を醸成する条件として「企業理念」なるものの存在が取り上げられますが、同社には明文化された企業理念といったものはないという事実にも非常に興味を覚えます。
明文化された企業理念よりも、絶対的な「カリスマ」の存在の方が、"DNA"の醸成においてはいかに大きな意味があるかということも改めて感じさせられました。