偶然手に入れた本ですが、最近読んだ本では一番泣かされました。
6人のラガーマンのエピソードですが、ラグビーのルールやポジションなど、知らない人にもわかりやすく書かれています。
『体を激しくぶつけ合う熱きスポーツ、ラグビー。 仲間を信じ、協力しなければトライは生まれない。
真剣勝負の中で得るのは、勇気とフェアな精神。 そして生涯の友だ。
中学高校時代にラグビーに出会い、その後の人生を豊かにしていった人びとがいる。
それはなぜか。 6人のラガーマンの成長する姿を追う・・・』
「はじめに」で、高校ラグビーで大阪朝鮮高校のユイン選手が脳震盪で試合欠場になり、3週間の練習停止になる。大会が終わってから、高校日本代表メンバーが集まり、彼のためにドリームマッチを開催する。
この親善試合に、はりきりすぎたユインは「強い!」とレフェリーから退場処分を言い渡され、途方に暮れる。
しかしそこにはとんでもないサプライズが・・・・。
努力する天才 ― 大畑大介選手 一所懸命を楽しむ ― 菊谷崇選手・・・ 6人全ての話しが良かったですが、特に最後の、日本一や代表に選ばれたわけでない、ごく普通に中学、高校と6年間ラグビー部だった、神谷考柄選手の話しは、涙があふれてきて止まりませんでした。
幼少の頃、「クモ膜のう胞」という病気を患い、隋液を送るため体にチューブをつけたままの生活になる。
そして4歳の頃に視力を失い、ほぼ全盲になる・・・
そんな彼が、明るく前向きに育てた両親の元、ラグビーと出会い、仲間と出会い、健常者と同じ舞台で活躍してゆく奇跡としか言いようがない感動の実話・・・。
とにかく、誰が読んでも泣ける一冊です。