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仮題・中学殺人事件 (創元推理文庫)
 
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仮題・中学殺人事件 (創元推理文庫) [文庫]

辻 真先
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

推理小説史上、さまざまな意外な犯人が考え出されてきたが、かつて読者を犯人にした作品があっただろうか。そう、この本の犯人は「きみ」なんです。不可能状況で起こる事件、時刻表トリック、そしてマンガの世界……著者会心の傑作登場!

内容(「BOOK」データベースより)

マンガ原作者、石黒竜樹が殺され、少女マンガ界の第一人者、山添みはるが逮捕される。次いで石黒とコンビを組んでいた千晶留美にも嫌疑がかかる。スーパーとポテトは、時刻表を駆使してみごとに犯人のアリバイトリックを見破る。続いて、二人の通う中学校で起きた密室殺人?!周到に仕組まれた謎とトリック。そして奇想天外な仕掛け。辻真先の鮮烈なデビュー長編、ここに復活。

登録情報

  • 文庫: 206ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2004/4/9)
  • ISBN-10: 4488405134
  • ISBN-13: 978-4488405137
  • 発売日: 2004/4/9
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.2 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 402,666位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ソノラマ文庫版を読んだのが中学生のとき。畑農照雄氏のイラストが子供心にちょっと不気味だったが、「自分と同じ中学生が探偵役」という親近感にくわえて謎解きの面白さに夢中になった。交互に編まれた短編を読み通し、全体を俯瞰したとき初めて浮かび上がる「読者が犯人である」というメタ構成はいま読み返しても見事で、あの時代に子供向けにこんなクォリティの高い推理ものが書かれていたという事実に今さらながら驚く。(このあたりの事情は巻末の解説に詳しい。いろんな裏話も満載。必読です) そして本作は推理小説としては勿論、青春小説としても掛け値なしに優れている。それぞれの殺人の動機は哀しく切なく、その幕切れはある意味救いがないのだが、後味の悪さは感じられない。それはとりもなおさず、青春それ自体が切なくて救いのないものだからだろう。ソノラマでのシリーズ最終作「TVアニメ殺人事件」まで、はやく全部出してください。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Tod
形式:文庫
「読者が犯人」という推理小説がある、という噂をかねてから耳にしており、読みたいとずっと思っていた。しかし推理小説においては犯人がだれかはタブーであり、「読者が犯人」という手がかりだけでその作品を特定するのは、いかにインターネット社会とはいえ限りなく不可能に近いだろうとあきらめてもいた。
 ところがあっさりと見つかった。それがこの作品である。
「ネタバレじゃん」と憤るには当たらない。そもそも本作の冒頭にそう謳ってある。「この作品の犯人は読者なのです」と。そしてその宣言がなければ、この作品は面白くもおかしくもない。
 賛否両論があるようだが、個人的には大いに楽しませてもらった。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
犯人が・・ 2008/1/5
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 辻氏が最初に書いた長編ミステリ。1972年に朝日ソノラマの「サンヤングシリーズ」の一冊として出たもの。のちの1975年にソノラマ文庫化されて、売れたらしい。
 スーパーとポテトの二人を主人公としたミステリで、のちにシリーズ化されて全六冊が出ている。
 入れ子構造で、3つの物語がからみあっている。トリック、ミステリとしては他愛もない。しかし、どこか叙情性が漂っており、読後感は良かった。
 のちの辻作品に比べると、ずっと良心的だし、面白い。
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