吉川晃司という、まがりなりにもカタギの音楽世界で功なり名なり遂げた一人のミュージシャンが「仮面ライダー」というジャリ番(とあえて言うが)に出演。それも仮面ライダーに変身する?
カタギの人間が聞けば「そんなバカな、有り得ないだろ・・・。」と嘲笑するであろう出来事。それを現実にした奇跡のような作品が「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦 2010」だ。
その画面を見た誰もが驚愕し、この役柄は吉川晃司でなければ有り得ない!と感嘆させた仮面ライダースカル=鳴海荘吉。
その仮面ライダースカル=鳴海荘吉が再び画面に帰ってくる!
この本は劇場作品「仮面ライダーX仮面ライダー オーズ&W feat.スカル MOVIE大戦CORE」で再び仮面ライダースカル=鳴海荘吉を演じた吉川晃司を中心に据えたフォト&インタビュー本だ。
まず巻頭のインタビューだけで吉川晃司がどれほど仮面ライダーという存在に、そして仮面ライダースカル=鳴海荘吉という役柄に惚れ込んでいるかがひしひしと伝わる。そして巻末のインタビューでは、こういった特撮ムックでは稀有なほどに「人間・吉川晃司」の歩みを掘り下げている。どこをとっても仮面ライダースカル=鳴海荘吉への、そして吉川晃司への愛情と敬意が溢れる素晴らしい本である。ファンならば迷わず買うべし!