響鬼のテーマは「完全新生」
これまでのライダーのイメージを一新する造形だった。
モチーフが鬼・音撃で戦う・マスクは隈取りオンリー、初めて見たときの衝撃は大きかった。
しかし、その精悍な顔つきは、ヒーローとして非常にカッコイイ。
そんな響鬼の魅力が詰まった特写写真集が、廉価版として遂に復活。
マスクのアップはもちろん、鬼火仕様のマスク、手のひらの造形など、TVではなかなか見ることができない細かい部分までじっくり見ることができる。
また、制作過程の裏話や制作上の苦労など、スーツを見ながら読むと、「ここが苦労した部分なんだ」「なるほど、こういう意匠があったのか」と分かるようになっている。
純粋にライダーをカッコイイと思って見ている方は写真を見ているだけで楽しいし、コアなファンなら細かい造形を見て、さらに制作者のコメントを読み、理解を深めることができる。
そういう意味では、真のライダーファンにオススメしたい本である。
ただ、俳優さんや素顔のスーツアクターは一切出てこないので、その分野が好きな方は、全く楽しめないものだと思う。
また、劇場版ライダーはひとまとめで紹介されており、様々な角度からの写真はない。
そのため、劇場版ライダーファンは期待しない方が良いと思う。
個人的には大満足の内容で☆5つにしたいところだが、万人向けではない点と劇場版ライダーの扱いを考慮して、☆4つとしておきたいと思う。