Vol.9は、強大な力に飲み込まれてゆく剣崎と始が対照的に描かれます。
まず剣崎ですが、前半は封印できない人造アンデッド・トライアルDとの闘いの中で、周囲の人を巻き添えにしてしまうことを恐れながらもライダーとしての使命を再認識し、後半は地震で家族を失い、「守ってくれるヒーローなんてどこにもいない」と意固地になる少女に過去の自分をダブらせつつ、人々を守りたいという思いをさらに強めます。しかし彼の体には、33話冒頭でジャックフォームで戦っている段階ですでに異変が起きており、ついに登場した最終進化系・キングフォームは、システム上想定外の13体全てのアンデッドと融合するものだった。
一方始は、ジョーカーへの覚醒を激しく拒絶するものの(34話での「本当に強いのは・・・強いのは・・・人の想いだ!」は、ブレイド全体の中でも1、2を争う名セリフだと思う)、ブレイド・キングフォームの出現に呼応するかのようにジョーカーへ。本能のままに目の前の敵を倒していく姿は残忍極まりなく、その刃は天音にも・・・。
この他にも重要キャラとしてタイガーアンデッドの城光が登場。演じる浜崎茜さんはテコンドーの経験があるとのことで、アクションもカッコよく決まってます。あとジョーカーvsマンティスアンデッド(カリス)、レンゲルの「スピニングダンス」等、見所の多い巻です。