「仮面ライダーアギト」に出てきたクリーチャーのデザイン集。平成ライダーシリーズの怪人の中では、最も外面的な個性・インパクトを持っているであろうアンノウンと、仮面ライダーと怪人の中間的存在である人気キャラクターのアナザーアギト。これらのデザインをラフや未使用画も含めて、ほぼ完全収録。
クウガのグロンギや555のオルフェノクの様に、怪人がストーリーに大きく関らないアギトという作品だったからこそ、逆に彼らアンノウンが他の等身大ヒーローの敵キャラとは一線を画した優雅で神秘的なデザインになったと考えると面白い。アンノウンが動物神としてデザインされる事が決定する以前に描かれている「天使そのもの」をモチーフとした、まさに異界からの侵入者としか呼べないクリーチャー達のラフスケッチも、アギトが平成ライダー第二作という微妙な立ち位置でなければ大いにアリだったのでは、と思える完成度。
扉絵用に描き下ろされた、エルロードの「動物神の仮面の下に人間の顔がある」というイメージ画が素晴らしい。