たぶん見逃した方も多かったと思いますが、2010年5月9放送の「ディケイド」再放送最終回は結末が改訂版の放送でした。
最後の5分で襲いかかる平成ライダー9人に夏海ちゃんの新録のモノローグがかぶります。
ライダー大戦のシーンも第一話のものに大幅に差し替え。まさに第一話が正夢となった、という流れ。海東のシーンは丸々カットです。
「ディケイド・・あなたが戦い続けるのは何の為?世界を破滅から救うため?仲間を守る為?ライダーの為?それとも・・・。
私は信じる。ディケイドが戦い続けるのは、いつかライダーをも超える為。・・その答えはディケイドという物語の地平の先で、あたしたちを待っている・・、きっと。」
ライオトルーパー、電ライナー、ジェット・スライガー、ディスク・アニマルの大群、ドラグ・レッダー、が首(こうぺ)を垂れるその先に、シルエットのディケイド。
夏海「・・・ディケイド。」 (つぶやき)
と趣きはかなり違った印象を感じました。本放送版はラストは「ディケイドー!」という緊迫感
ある夏海ちゃんの絶叫でしたから。
この劇場版は「・・その答えはディケイドという物語の地平の先で、あたしたちを待っている・・、きっと。」を受けての物語。
ディケイドの「功×罪」は確かにファンを困惑させたということに違いありません。ディケイドの廻った9つの世界と同時に、その橋の向こうには隣り合わせる別の世界もあるということも描いていたと思います。
今年5歳の子はテレビでは響鬼も555も知りません。10年という歳月はそれだけの星霜を重ねたものなのです。Wとクウガ、過去と未来の橋渡し、それがこのシリーズの意味だったと私は思います。