「仮面ライダーW featスカル」は「仮面ライダーW」本編の約10年前が舞台になった、仮面ライダースカル/鳴海荘吉が主人公の物語です。主人公が彼なので、内容も「W」本編より渋みやエグみが強いです。最初のドーパント事件であるがゆえに、その解決手段もまだわかっていない時期が舞台である、ということを頭に入れて観賞するとよいでしょう。
「W」の登場人物の10年前の姿が見られるところにこだわりが感じられ、Wというヒーローのみならず「W」の世界全体にどっぷりハマッた人向けの作品と言えます。ただし、逆に言えば、W/翔太郎&フィリップの活躍を期待する方には物足りないと思われます。
「仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望」は「仮面ライダーオーズ」本編が好きな方、とりわけ主人公の映司のキャラクターを好ましく思っている方にはオススメできない作品です。というのも、映司のお人よし、という性格付けがバカっぽく表現されており、そこが鼻につきました。作品全体を俯瞰すればコンセプトは理解できるのですが、その表現方法に難あり、といったところです。オーズの戦闘シーンにゲストヒロインがバレエを踊るシーンをオーバーラップさせるのは「言いたいことはわかるがちょっと勘弁してほしい」というのが正直な感想ですね。
「MOVIE大戦CORE」は仮面ライダーコアなる巨大な敵を相手にWとオーズが共闘する作品です。コアの正体について説明されているシーンは製作スタッフの本音(?)が込められている気もしますが、そこはあまり気にしないでアクションオンリーを楽しめばよいかと思います。
戦闘終了後のエンディングは「W」サイドは感動的、「オーズ」サイドはギャグにしても寒いです。
暴言承知で言わせてもらうと、スカルパートを観終わったあと、オーズパートはすっとばしてMOVIE大戦を観ても何の問題もありません。