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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
具体的です☆,
By みーな (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 仮説思考 (ライトワークスビジネスベーシックシリーズ) (単行本)
精度の高いアクションを導出するためには、直感を大事にしつつも、それを仮説思考により論理的に説明する努力をすることが大事である。この本は、このような「理解できるがなかなか実行できないこと」に着手するための具体的なやり方を教えてくれた。具体的と思えた理由は、徹底的に身近な例に落とす構成展開だろうか。全章、「理論⇒ケーススタディ」という構成で分かりやすく、ケースも予想以上に具体的で、現場ですぐに使えそうなものも多々あった。また、理論を説明する部分にも、すぐに「たとえば・・・」と具体的な活用のイメージができる例が出てくる徹底振りである。 年齢を問わず一読する価値のある本だと思う。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
仮説思考の入門書,
By なか - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 仮説思考 (ライトワークスビジネスベーシックシリーズ) (単行本)
本書は、仮説思考のメリットと方法についての入門書です。トピックが多いので、目的に合わせて他の本を探すための 道標になるでしょう。 さて仮説思考について、以下のメリットが挙げられています。 ・「仮説」と意識して思い込みを回避する ・正しい答えに辿り着く可能性を高める ・結果として辿り着く時間が短くなる 特に「仮説」と意識すること、これが難しい。仮なのに、 いつの間にか持論になっていたりする。うまく回避したい。 仮説を立てた後、検証する方法として印象的なのはこちら。 ・必ず事実によって検証する ・仮説と異なる見解を持っている人にインタビューをする →「その事実で仮説を否定できるか?」と意識して。 ただ、なかなか見つからない可能性もありますね。 ・検証をやりきる意識を強く持つ
5つ星のうち 3.0
仮説思考ということ,
By あぎ "ε-δ" (東京都文京区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 仮説思考 (ライトワークスビジネスベーシックシリーズ) (単行本)
仮説思考とは何か特別なことだろうか。太古の昔から誰もが行なってきたことである。体がだるく咳が出るという結果から、風邪を引いたという原因を推測する。ここに置いてあった時計がないという結果から、あいつが持って行ったと推測する。後者の例はいささかやりすぎと感ずる向きもあるだろうが、実は仮説思考の開祖とされるCharles Sanders Peirceが著書に書いている。船旅の途中客室を施錠せずにデッキに出て戻ったところ懐中時計とコートが盗まれた。Peirceはカラードのウエイターたちを並ばせ一人ずつ簡単な会話を交わしある黒人が犯人と見破ったという。現代の感覚では大いに問題ある行動だが、日本で言えば安政から明治の話である。Peirceはその思考方法をhypothesis(仮説)といたが、deduction(演繹)、induction(帰納)に倣いretroductionあるいはabductionと呼んだ。Peirceの例を引くならば、演繹、帰納、仮説思考は以下の通りである。 Deduction Rule All the beans from this bag are white. Case These beans are from this bag. ∴ Result These beans are white. Induction Case These beans are from this bag. Result These beans are white. ∴ Rule All the beans from this bag are white. Abduction Rule All the beans from this bag are white. Result These beans are white. ∴ Case These beans are from this bag. 何故演繹や帰納の話をここでするかと言えば、両者から新しいことが得られないからである。演繹は前提に既に答えがある。どんな数学の問題も神様から見れば答えは自明である。帰納は観測の一般化に過ぎない。正確さの度合いが増すだけである。しかし仮説思考は違う。飛躍がある。逆は必ずしも真ならずというが、それを行なうのが仮説思考である。従って危険が伴う。時計がないという観測から、有色人種(当然日本人も含まれる)が犯人と決め付け、その中から一人の黒人を特定する。危険この上ない。 仮説思考は本から学べるだろうか。残念だが否である。仮説は誰でも立てる。問題は良い仮説かどうかである。それには知識と経験が要求される。医師の診断や警察の捜査と同じで、専門家となるための教育と訓練が必要である。Peirceは何故その給仕を犯人と見破ったか。論理的思考ではないと言う。無意識に感じたのだそうだ。剣の達人が無心で相手を倒すのと同じである。本人が意識していないだけであって、それまでの訓練と思考がものを言うのである。仮説思考を行なうには単なる情報の知識でなく実践から学んだ身に付いた知識が必要である。さらには注意深い観察である。何らかの本を参考に読まれるならConan Doyleや江戸川乱歩をお勧めする。名探偵コナンでも良い。
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