どこまで理解できたかは心許ないけれど、仕事の都合上仮想化技術を勉強しようとたまたま手にとった本だが、とても分かりやすくて勉強になった。
「仮想化」っていうとサーバの仮想化を考えてしまうけど、この本はそれだけではない。
構成としては、
第1章 仮想化技術の概要
第2章 仮想化技術の基礎知識
で、「仮想化の基礎」といった全般的な知識をについて紹介し、
第3章 サーバーの仮想化
第4章 ネットワークの仮想化
第5章 ストレージの仮想化
第6章 クラウドと仮想化
で、各論的な知識を詳しく紹介し、
最後の
第7章 仮想化のこれから
で、今後の仮想化技術の進展について説明している。
私のところでも、もはやサーバの仮想化なしではシステムは成り立たなくなっているが、基本的な知識なしに、導入を進めてきたこともあり、ここで再勉強できたのは大きい。特にサーバの仮想化については、個々の仮想化製品に偏ることなく、その特徴を説明してくれているのがいい。
また、第3章から第5章までの、サーバー、ネットワーク、ストレージの仮想化については、単に仮想化だけではなく、その前提となる仕組みから説明してくれているのが分かりやすい。
また、各社のクラウドサービスの比較紹介を行った第6章のクラウドや第7章のシンクライアントについても、とても分かりやすかった。
仮想化技術の基礎を勉強にするにはいい本だと思う。