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仙境異聞・勝五郎再生記聞 (岩波文庫)
 
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仙境異聞・勝五郎再生記聞 (岩波文庫) [文庫]

平田 篤胤 , 子安 宣邦
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

文政3年,浅草観音堂の前にふいに現れた少年寅吉.幼い頃山人(天狗)に連れ去られ,そのもとで生活・修行していたという.この「異界からの帰還者」に江戸の町は沸き,知識人らが連日質問を浴びせかける.彼らへの応答から次第に構成されてゆく「異界」のすがた.江戸後期社会の多層的な異界関心の集大成的な記録.

内容(「BOOK」データベースより)

文政三年、浅草観音堂の前にふいに現れた少年寅吉。幼い頃山人(天狗)に連れ去られ、そのもとで生活・修行していたという。この「異界からの帰還者」に江戸の町は沸いた。知識人らの質問に応えて寅吉のもたらす異界情報を記録した本書は、江戸後期社会の多層的な異界関心の集大成である。生れ変り体験の記録『勝五郎再生記聞』を併収。

登録情報

  • 文庫: 432ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2000/1/14)
  • ISBN-10: 4003304632
  • ISBN-13: 978-4003304631
  • 発売日: 2000/1/14
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sunday
形式:文庫
神隠しの言い伝えは古くからあるが、このように神(山、天狗)にさらわれた本人自身へのインタビュー記録はあまりないのではないか?。江戸の当時、さぞかし話題になったであろう。「本当に?」といった話しが続くのだが、15歳の少年にしてはやけに受け答えがしっかりしているし、知識も豊富。地球について語るくだりは、まるでスペースシャトルから眺めているかのよう。とにかく読んで楽しめます。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
ヨーローッパでも日本でも、中世でも江戸時代でも、近代でも現代でも、オカルトのスポンサーは
暇なお大尽と学者たちであった。作者平田篤胤の周りには蘭学者や天文方が集まってくる。
そのへんは現代も同じでオカルト研究にもっとも資金を出したのはSONYの井深大さんで、
自社内にエスパー研究所を持っていた。井深さんなきあとは直ちに廃止されましたが。

1819年の江戸。幼い頃から不思議な能力を持っていた寅吉は、壺中から山へと連れ去られ、天狗よ共に異界で暮らす。
数年後、再び江戸に現れた寅吉は天狗小僧の異名を取って江戸中に話題を巻き起こす。
本書は国学者による微にいり細に穿つ長期間にわたるまさしく天狗小僧への質問攻めの記録である。

もうひとつの出来事は1822年、武蔵国多摩の百姓の倅で8歳の勝五郎が生まれる前のことを記憶していると言い出した。
勝五郎は前世での出来事、死後に出会った謎の人物のこと、この家に生まれたいきさつ等を詳細に語りだす。
半信半疑の祖母に手を引かれ、前世に住んでいたという村へ出かけると………
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7 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
当時の知識人がまじめな顔をして子供に天狗の事をたずねている様子は、今読むと滑稽ですな。天狗の着物は全身タイツのようなものであったり、まあとにかく質問責めでありまして、質問も回答もなかなかおもしろい。学術的にとても意義のある書物なのかも知れませんが、こうして学問の外野にいるワタクシのような者が読んで面白いのだから傑作であります。カスパー・ハウザーの話なんかとよみくらべてもイイかも知れません。
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