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47 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
最近の若者はダメだ,
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レビュー対象商品: 他人を見下す若者たち (講談社現代新書) (新書)
「最近の若者はダメだ」は昔から言われているが、特に今の若者はひどい。まず、当事者意識が完全に欠如している。さらに、独り立ちをしようとせず、常に何かに依存し、 消費し、批判するだけの「お客さま」でいつづけようとしている。これはゆゆしき事態であり、 日本社会のありかたにかかわる重大な問題である。 最近の若者は、定職に就きたがらない。 あるいは、会社に入っても一定のポジションで身を立てようとしない。 なぜなら、社会的なかかわりを、全て暫定的・一時的なものと見なしているからだ。 彼らに言わせると、本当の自分は別のところにあり、現実の自分は仮の姿に過ぎないんだそうだ。 本当の自分は棚上げしておいて、いつまでも立場を替え、考えを変え、 自分自身をも変身させる余地を残しておく。一貫した主義主張をもたないか、もたないふりをする。 特定の党派、集団に全てを賭けることを避けようとする。 ↑これは1977年に書かれた論評です 1997年じゃなく 今から30年以上前の文章です
220 人中、189人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
証明になっていない,
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レビュー対象商品: 他人を見下す若者たち (講談社現代新書) (新書)
「若者は○○だから駄目だ」という主張が延々と繰り返される。それを証明するためには、この10年、20年の間に、若者はどう変わったを、過去と今のデータを比較し、具体的に説明しなければならない。 しかし、この作者はそういう手法をとらず、ただ自分の主観だけを書き綴っている。 例えば、 「昔の子供は、親や教師から発破をかけられ勉強した。だが、今の子供は甘やかされてるのでやる気が無い。」 「ある教師が子供に、自分の長所を答えるよう促した。しかし、子供は言えなかったので、今の若者は自信は無い。」 「昔は、少年よ大志を抱け、なんて言葉があった。しかし、今の若者は大志が無い。」 このように、主張の根拠が乏しい。 時々データを使って説明をするものの、 「アメリカ、スウェーデン、中国の学生は自尊感情が高い。一方、日本の学生は低い。ゆえに、現代の若者は自尊感情が低い。」 日本以外の国のデータを持ち出しても、まったく関係無い。 「昔の大学サークルは、日本拳法部、ヨット部、男声合唱団など、集団で行うものが多かった。だが、今は、弓道部や軽音楽部など、個人で行うものが多い。つまり、現代の若者は個人化した。」 突っ込みどころが多すぎて、もはや何も言えない。 作者は懐古主義に陥ってるだけだろう。このような恣意的な本を書く人間が、国立大学の教授職なのだから、さらに驚く。 帯に騙されないように気をつけてください。
76 人中、66人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
読まなかったことにしたい本,
By くろ (静岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 他人を見下す若者たち (講談社現代新書) (新書)
帯に騙された。あと、お勧めの本として挙げているブログにも...。最近の若者像を理解したい目的で購入したが、失望した。ほんの数ページ目にしただけで予感はあったのだが、読み進めるうちに苦痛になった。それでも、本代がもったいないので読み続けたが...。まず、「だろう...」「かもしれない... 」「...と思われる」といった憶測が多すぎる。根拠に乏しければ、説得力を感じない。そして、肝心の若者に関する記述が、学校の先生など大人の目を通した苦情ばかりで、著者は生の声を聞いてはいない。なにより、一番イタイのは論考の対象が明確になっていないこと。部分によって対象が今の若者だったり、もっと若い子供達だったり、その子供達の親だったりする。あるいは、四半世紀前の若者の凶行を紹介して、「このように四半世紀前にも既に若者の中には他者を軽視する傾向が示されていたと言える。」と結ぶ。 本当に著者が提唱する”仮想的有能感”で現代の若者像を描けるのか?他者を低く見ることで刹那的な有能感を得るという心の動きは、うなづけるものがある。でも、それはイマドキの若者だけでなく、誰にでも、どの時代にも普遍的にある心の陰の部分ではないかと思う。例えば、民族対立やいじめの問題をこの観点から眺めれば、もっと有益な論考になったのではないかと思う。 なのに、論考の対象を「イマドキの若者は...」にしてしまい、自分の思うことを書き散らしている著者の姿は、若者を見下すことで自身のアイデンティティーを見出そうとしているように見えて、とてもイタイ。この本、できたら読まなかったことにしておきたい...。 著者に言いたい。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」 お互い、こういう人生でありたいですな。
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