スタジオジブリで高畑勲さんや宮崎駿さんと、プロデューサーという立場で仕事に関わってきた鈴木敏夫さんが、自分が関わってきた仕事を振りけりつつ、一緒に仕事をし印象に残った方々や自身の仕事のやり方など語っています。
やはり、印象的なのは高畑さんや宮崎さんとの仕事の話。
お二人は非常に個性的。鈴木さんは面白おかしく二人とのやり取りを描いていますが、実際に普段の業務で自分が接していたとしたら、ここまで一緒にできたかどうか(多分無理!)。
この二人以外にも尾形英夫さん(元アニメージュ編集長)や徳間書店前社長・徳間康快さんなど個性的な人たちにもまれて仕事をしてきた様子が描かれています。
一般的に、物事を前に進める人というのは、あまり周りに気をつかいません(人間的に気を使わない人、と言うわけではないのですが)。特にモノを制作する人たちにはそのような性向が強くあると思います。そのため周りの人は振り回されて、ストレスを感じることも多いのではないでしょうか。
そういった人たちと付き合いつつ、仕事を楽しんでいる鈴木さんのスタンスは非常に特異ではあると思いますが、参考になることも多いです。
どんな本よりも、ジブリの仕事の進み方、やり方が非常にわかりやすく、生々しく描かれている本だと思います。
面白いです。