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仕事漂流 ― 就職氷河期世代の「働き方」
 
 

仕事漂流 ― 就職氷河期世代の「働き方」 [単行本(ソフトカバー)]

稲泉 連
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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仕事漂流 ― 就職氷河期世代の「働き方」 + 僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由 (文春文庫)
合計価格: ¥ 2,260

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商品の説明

内容紹介

東大、慶應、早稲田・・・
なぜ学歴エリートたちは会社を辞めたのか?
史上最年少大宅賞作家が描く、「氷河期入社組」の群像

著者について

稲泉 連(いないずみ・れん)
1979年、東京都生まれ。95年に神奈川県の公立高校を1年で中退後、大学入学資格検定を経て、97年、早稲田大学第二文学部に入学。その体験を描いた手記「僕が学校を辞めると言った日」(『文藝春秋』97年10月号掲載)が第59回文藝春秋読者賞を受賞。在学中の著書に『僕の高校中退マニュアル』(文藝春秋98年)、働くことをテーマに同世代を取材した『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』(同2001年)がある。05年、『ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死』(中央公論新社)で第36回大宅壮一ノンフィクション賞を史上最年少の26歳で受賞。『仕事漂流』は、その受賞第一作となる。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 357ページ
  • 出版社: プレジデント社 (2010/4/15)
  • ISBN-10: 4833419327
  • ISBN-13: 978-4833419321
  • 発売日: 2010/4/15
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 44,608位 (本のベストセラーを見る)
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 水の助 VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
いわゆる「いい会社」に勤めていた、
転職経験のある30代にスポットをあてたインタビュー集です。
誰もが知っている大手企業、
全く不自由しない年収。
それでも、安住できない。
「本当にやりたいことは何なのか」
「他社でもやっていけるか」と自問自答し続ける日々、
そして何故そう考えてしまうのか。その要因を
各主人公たちの過去にまで遡って丹念に聞き出し、
心の揺れを丁寧に描いています。

浮かび上がってくるのは、
夢を仕事に!生き残れるスキルを!
そう学生時代から煽られてきた、
ロスジェネ正社員特有の仕事観です。
(私自身もこの世代なので気分はよく分かる)

焦り、葛藤し、悩む。
いくら転職しても、どんなに年収やスキルが上がっても、
その無限ループは止まらないのではないか。
仕事に過剰な自己実現を追い求める限り、
彼ら(というか僕ら)は、きっと漂流し続ける。

スキルアップやキャリア磨きではなく、
仕事や会社以外の居場所も見つけること。
それが、漂流を止めるひとつの手段だと思う。

最近、雇用関係の書籍がたくさん出ているが、
著者はその分野のプロで知識はあれど筆力がイマイチ…な
場合が多かったですが本作は否。
読ませるチカラが格別、ライターとしての手腕が見事です。

学生〜20代前半の方は以下もオススメ。
同著「僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由」
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By F-plant
形式:単行本(ソフトカバー)
著者は1979年生まれ。

著者と同世代、「就職氷河期」と呼ばれた時期に、「良い大学から良い就職」を成し遂げた8人。
彼らのその後の経緯を、数年越しの取材により描き出します。

現在30歳前後の若者達の葛藤…、その末の行動。
仕事の数だけ人生があり、人生は仕事とのつき合い方で大きく左右される。

同じ「ロストジェネレーション」と呼ばれる世代として、共感する部分も多々ありました。

タイトルにある通り、8人の若者は転職を機に人生に一石を投じます。
その投じた身からは、大なり小なり波紋が生じる…

彼らに共通するのは、そうやって<影響の種>になることを選んだことであり、その行動から自分らしい人生を模索しはじめます。

<古い価値観>の残る時期に、「良い大学から良い就職」を果たした彼らが直面したのは、変化し続ける<新しい価値観>でした。

それにどう適応していくかが 8人8色。
確かに、自分の同期生で転職していない人の方が稀な気がします…

第8章の若者の言葉が、時代の背景を物語っていて印象的です。
引用します。

「だって小学生の頃にバブルが崩壊して以来、ずっともうだめだ、危機だ、失われた10年だ、リストラの嵐だと言われ続けてきたわけですから。
 その中で大人になってきたので、危機が叫ばれているのが普通なんだと思ってしまいます。
 市場や社会の変化みたいなものに対して、必要以上に期待しなくなりますよね」

「いまの世の中っていろいろな道があって、いろんな人生があっていいと思うんです。
 結局は正解なんてなくて、きっとその人が正解だと思っていることが正解なんです。だって…。
 …だって 世の中が多様化するというのは、そういうことですよね?」

各章題にそれぞれのドラマを感じます。

 第1章 長い長いトンネルの中にいるような気がした
 第2章 私の「できること」って、いったい何だろう
 第3章 「理想の上司」に会って会社を辞めました
 第4章 現状維持では時代と一緒に「右肩下がり」になる
 第5章 その仕事が自分に合ってるかなんてどうでもいい
 第6章 「結婚して、子供が産まれ、マンション買って、終わり」は嫌だ
 第7章 選択肢がどんどん消えていくのが怖かった
 第8章 常に不安だからこそ、走り続けるしかない

同じ世代の別の人生、そして 今後の人生。
仕事に不安や疑問を抱いている人にとっては、参考になるひと幕が、そこにあると感じました。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
おそらく、かなり広範囲の方にとって何か得られるものがある著作だと思う。登場する8人
の物語は、プロットにしてしまえばもしかすると「よくある話」かもしれない。しかし、そ
の裏にある共通の「何か」を著者は浮かび上がらせている。8人らと同じ世代には、この本
が何かの悩みに直接的な説明を与えてくれるようなことはないかもしれないが、この8人の
考え方や在り方が鏡となって静かに自分を見つめることができ、自分の中にある「何か」を
認識できるのではないかと思う。また逆に、これらの世代を見る立場の方々にはむしろ、あ
る種の説明が得られるかもしれない。
上記の「何か」は著者の言うこの世代(に限らないかもしれないが)が共通に持つ不安な
のかもしれないし、私も個人的にはそうなんだろうと思う。しかしこの本は、「何か」
が何であるかという分析よりもむしろ、その「何か」に対して8人の若者が多様な形で抗っ
ていくその数々の「姿」を克明に描いているという点に意義があるように思う。著者が「仕
事漂流」と名付けたのは、8人の登場人物が何か明確な目標に向かって邁進してきたのではな
く、ただ自らの居場所を(しかし真剣に)探し漂ってきたことからだと思うが、それは著者
の姿勢についても同様で、著者の考えや先入観に8人の言動をパズルのように当てはめてい
くような安易さは少しもなく、ただ真実を描くという情熱にのみ従って8人の記憶や言葉を
漂い、冷静ではあるが深い共感をもって8人をただ描ききっている。
 おそらく本人に自伝を書かせては現れなかったであろうリアル、ある種の成功者の後付け
的な啓蒙書やセンセーショナルなだけの書籍には決してない真実が、この本にはある。
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閉塞感
働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。
に似てる感じ。

いろんな人の仕事人生を、章毎にドキュメントしてる
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