本当に偶然だけれども、この本に出合えたことは自分の働き方を見直すきっかけになった。
いままで、漠然とは思っていたけど、うまく表現できなかったことがすべて書かれていた。
ぜひ、自分の周りの人に読んで欲しい。
そして、この本に共感できる人と一緒に働きたい。
本の内容としては
仕事をしたつもりになる以下の5つの理由が、具体的な例とともに書かれている。
「量の神話」
→パワーポイントの資料を大量につくることに一生懸命で内容を「考え」ていない。
効率的に仕事をこなして定時に帰ると上司から叱責され、
テキトーに時間をつぶして、残業すると上司から評価される。
など、思い当たることが書かれている。
つまり(考えることから逃げ)(安易に走り)(でも傍目にはその行為が賞賛される)
という仕事をしたつもりになる要素が、「量の神話」には組み込まれているのです。
「ハコモノ志向」
→意味のないフラッシュ連発の企業サイトなど。
営業課長が、部下に対して1日200件の電話をしろということで生まれる本当の意味との乖離。
つまり、中身を考えずに、そとのハコだけをとりつくろうような仕事は、
まさにしたつもりになる要素が満載です。
「本末転倒」
→みんなで考えようといいいだす上司など。
失敗しても、みんなで考えたからしかたがないという逃げ道をつくるだけなら意味がない。
目的がありみんなで考えるのは、いいことだが、目的もなく手段だけを取り入れると
まさに本末転倒。
「横並び意識」
→カタチだけの年賀状。まさに日本らしい話がいっぱい。
俺にもよくわからんのだが、上の人が決めたことだから、
理屈はいいから、とにかく行動しろ、
もうずいぶん前から、そうするのが当たり前だ。
こんな言葉が出てきたら、その企業はもうヤバイです。
「過剰サービス」
→まさに今の日本が陥っている状態。
例えば、電車が遅延しているときに、駅員に怒鳴り散らしているお客さん。
お金を払ったから、客だからといって偉いわけじゃないし、怒鳴る権利があるわけじゃない。
カスタマーハラスメント=悪質クレーマーを生み出す元凶。
お客様は神様なんかじゃない。
商品・サービスと対価の交換である。
そして過剰サービスで、本当の仕事をしていないことを誤魔化しているだけ。
などなど、あまりに正論すぎてグサッとくることも多い。
こういう本を読んでも、「とは言ってもね・・・」と評論家になってしまう人が
多いような気もする。それでは何も変わらない。
最後の章
『新しいことにチャレンジしないで、それで仕事をしたつもり?」
をしっかり読んで欲しい。
しかし、この本は理想論ばかり書かれているわけじゃなく
最後には、どうやったら、うまく仕事をしたつもりから抜け出せるかも
書いている。それは本を見て欲しい。
最後のページ
あなたはこれから、どんな1日を過ごしていきますか?
が身にしみた。