「草食男子」の命名により有名な著者は、作家のマネジメントなどを行っている。そのような立場から、主に面識の無い人に対して講演や原稿執筆を依頼することを想定して、依頼の仕方を説明している。書かれていることは社会人としては常識的なことであり、あまり目新しいことはないが、社会人1年生にとっては、役に立つ本だと思う。私にとっては、具体的な言い回しなどが参考になった。タイトルの「仕事の9割は・・・」は言い過ぎの気がする。私がためになると思った点、言い回しは、
・依頼の電話、メイルはビジネスタイムに。かつ、金曜日の午後は避ける。
・依頼状は社内の確認を得る(上司や同僚に見てもらう)
・署名には、郵便番号、都道府県もしっかりと入れる。
・返事の確認方法を記載しておく(「こちらの勝手で恐縮ですが、○日に会議があり、それまでにご返事いただきたく存じます。○日にこちらから連絡さしあげます。」
・とりあえず依頼するのではなく、資料を作成してから依頼する。
・依頼を断られてもしょうがないと開き直る。断られても感謝の気持ちは伝える「急なお願いにもかかわらず、お忙しい中ご検討いただきありがとうございます。また機会がありましたら、ぜひお仕事させていただければと存じます」。
・予算が決まっていない場合には、書かないのではなく、「予算については別途ご相談させてください」と書く。
・断る時には「ご依頼について検討いたしましたが、内容面でもスケジュール面でもむずかしく、ご辞退させていただきます。お役に立てず申し訳ありません。」と上手に断る。