3分の2くらいが「マインドマップはスゲーんだぜ!」「マインドマップなら何でも解決できちゃうぞ!」といった、ほぼ自画自賛的なことが書かれており、残り3分の1が「ザ・マインドマップ」とほぼ同じです。ただ、セントラル・イメージから延ばすブランチの単語にどのようなものを付ければいいのか具体的になったので、「ザ・マインドマップ」よりは実用的と言えます。どちらかを選べと言われたら、この本を選びます。ただ「職場内のイジメもマインドマップで解決」というのはちょっとどうなんでしょうか(目次参照のこと)。
それと掲載されているマインドマップが非常に綺麗すぎます。恐らく一度下書きをしてから清書しているんだと思いますが、途中で書き間違えることなくこのようなマインドマップを書くことは非常に難しいと思います(描いていくうちにスペースが足りなくなったりして)。本として出版する以上、綺麗にする必要はあると思いますが、「仕事に役立つ」というのなら、「こんな殴り書きみたいな汚いマインドマップでも有効なんだよ」という、清書されてない普通の人が3色ボールペンで書き殴ったマインドマップとかを載せてもらった方が「やってみようか」という気になっていいと思いますし、より実務に近いモノになると思うのですが。
既にマインドマップの基本的な描き方を知っている人はこの本を読むよりも、たくさんマインドマップを描いて失敗を積み重ね、その経験から身につけたほうがいいように思います。ちょうど初めて自転車に乗るときのような気持ちで。