著者の別の本「実務 契約法講義」が分かりやすかったので、買いました。
著者は、本書で、「ノート」、「メモ」、「整理」、「暗記」、「脳科学」etc.を、非効率として切り捨て、シンプルな時間管理の方法を提唱しています。
上記の各ノウハウが本当に「非効率」なのかどうかは議論があり得るところですが、「小手先のノウハウにとらわれてはならない」という意味でしたら、著者の主張に賛成です。
それでは、著者の方法はどうなのかという点ですが、内容は意外とシンプルで、特に目新しいところはありません。
もっとも、方法はシンプルだが、誰でもが簡単に実行できるわけでもない(朝は5時に起き、夜のつきあいはなるべく控えて10時には眠るようにするとか)。
著者は本書の最初で「欲と危機感が大事」と強調しているように、まずは本人の気持ちの強さが大事ということでしょう。
本書の方法を身につければ、確実に力はつくだろうなと思います。
ただし、楽をして成果を出したいと考えている方にとっては、多少厳しい内容かも知れません。