ヒストグラム、平均(算術平均、加重平均、幾何平均)、中央値、最頻値、分散・標準偏差、正規分布、標準正規分布、相関係数、最小二乗法による回帰曲線について、その意味と、計算の原理をかなりのページを割いて説明しています。
数式はほとんど無いので、誰でも読めます。
逆にいえば数式が無く、数式があれば簡単に済ませられることにも長々とした文章の説明を添えているため、記述されている内容は少ないです。上の項目のうち、標準偏差までで、200ページの本文の、およそ半分は使ってしまっています。
相関係数や回帰曲線、多変量解析など、広がりのある統計学の世界の、本当に入口の入口までしか述べられていないので、私には物足りないものでした。ただ私は以前から統計学に関心があって、類書を多く見てきたので、点が辛くなっているかもしれません。
巻末の参考文献一覧には興味深い本(そして、読みやすい、一般向けらしい本)が列挙されているので、もっと興味のある方はそちらへあたっていくのがよいのだろう、と思います。