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仕事がしたい! 発達障害がある人の就労相談
 
 

仕事がしたい! 発達障害がある人の就労相談 [単行本]

梅永 雄二
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

高機能自閉症やアスペルガー症候群、LDやADHDのような発達障害をかかえる人は就労のどこでつまずくのか。継続的な就労を実現するために必要な支援と考え方とは? 経験豊富な支援者と当事者の視点から本当に必要で効果が期待できる支援の枠組みを示す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

梅永 雄二
宇都宮大学教育学部特別支援教育専攻教授。慶應義塾大学文学部社会・心理・教育学科教育学専攻卒、筑波大学大学院修士課程教育研究科障害児教育専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 明石書店 (2010/1/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4750331295
  • ISBN-13: 978-4750331294
  • 発売日: 2010/1/30
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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27 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 糸音 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
知的には障害がない、もしくは軽度であるが、社会性やコミュニケーションに問題のある発達障害。
小学校、中学校、高校、専門学校、大学・・・学校と名のつくところにいる間は程度の濃淡はあれ、周囲から一定の支援がある。児童生徒や学生は学校にとっては指導する対象であり、ある意味「お客様」だからだ。
ただ、就労では話が変わってくる。会社は給料に見合った仕事をするかという視点から評価する。周囲や会社にとってマイナスとなるのであれば就職できない。

発達障害のある人にとって最も課題となるのが同僚や上司、顧客と関係を取り結びにくいという特性である。彼らはコミュニケーションが出来ないのではない。得意なコミュニケーションや得意な認知特性があるのである。周りを見ながら学ぶ、具体的な経験から広く一般的な理解へと広げていくことが難しい彼らにとっては周囲の支援がどうしても必要となってくる。彼らの特性への理解が弱い職場ではお互いにしんどくなって退職、場合によってはさらに精神疾患や二次障害を患ってしまうということも少なくなかった。

編著者を始め、本書を執筆した面々は実際に発達障害のある成人を支援していたり、その当事者である方々である。それだけに実感のもてる内容となっている。
就労となると最もキーになってくるのが本人の自己理解であることがわかったことが最大の収穫である。どうしても周囲の理解を求めがちになるが、最大の基盤となるのは自己理解である。自分は何が出来て何が出来ないか、どこまでは自力でやるべきでどこからは支援を求めるべきか、発達障害のあるなしにかかわらず、自分を知らないと周囲との関係を取り結ぶことは難しい。

就労というのは就職できたら終わりではない。継続こそが最終目的であり、就職は入口に過ぎない。継続するためには会社が発達障害者を理解すること以上に、当事者が自分を理解し、相互が理解してよりよい職場環境を気付きあげていくという過程が必要であろう。その手助けをするのが就労支援である。そういった意味では当事者への働きかけ同様に職場への働きかけが大きな意味を持つようになってくる。従来の福祉の枠組みだけでは対応しきれない大きな問題である。

教育場面では発達障害児にとってわかりやすい授業はどの子どもにもわかりやすいという話がある。就労現場でも障害のある人が働きやすい現場というのはどの従業員にとっても働きやすい現場であるということがあるようだ。発達障害者への就労支援は障害者雇用に限らず、職場環境改善のために大きな示唆を与える取り組みであろう。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
発達障害の人の就労に関しては、たいていの研究本が
「早期から、ミスマッチの無いよう選ぶ事が大切だ」
などと、素人でも書けそうなことが書いてあるのが
大半だが、この著作は違う。

長年、就職サポートに携わってきた編者が、
豊富な実例から、とったケーススタディであり、
大変参考になる。

発達障害は単にそのことだけで、精神障害者手帳を
取得することは、いまだに医者の無理解などが
立ちはだかって難しいし、精神障害者手帳を取っての
就労には抵抗のある発達障害当事者もいるだろう。

この本に描かれているのは、アスペルガーでも、
比較的、障害の厚い人々だ。

同じ話を時を選ばずする人は、世の中にたくさんいるが、
他の典型的なアスペルガーの症状が全くなく、
それだけが表によく出る、アスペルガーの人と、
やはり時を選ばず話す性向のある
定型発達者の違いはどこにあるのだろう。

就労が難しいのは、どちらも同じ事だ。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By edrm VINE™ メンバー
形式:単行本
I have never seen such an informative book like this in Japan on adults with developmental impairments(DI). Mr. Umenaga indicates the details of difficulties most adults with DI have faced. Finding their suitable jobs is harder than they have expected and lots of them need adequate support. There are still few chances to get suitable jobs and work as long as possible. Recently, we have seen more job ads for impaired people in job employment security offices and every job employment security office has employees dealing with the impaired. The trouble is we have found it extremely hard to get suitable jobs for DI people, which often irritates DI people and even advocates. The major reason is that too many companies are unaware of DI yet. Chances are many people with DI are thrown out of work quite easily because their bosses and coworkers tend to have ignorance and prejudice against them. I want typical people(neurotypicals or NTs) to know more about disappointing situations, but unfortunately most NTs still don't take it so seriously enough. No wonder most DI people have frequent job changes.
Finally, I would like to recommend this informative book to NTs as well as advocates and people with DI. Read this if you have friends with DI in order to get rid of ignorance and prejudice against them!
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