出版社 / 著者からの内容紹介
話題の僧侶、スリランカ初期仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老による充実、圧巻の法話集です。「仏教とは何か」「死後はあるのか」「生きること/死ぬこと」から「一切を貫く真理」まで、お釈迦さまの教えが、いきいきと語られます。
養老孟司氏との対談『希望のしくみ』(宝島社文庫)で提示された問題の数々は、本書でさらに丁寧に語られています。これを期に再読なさることをお勧めいたします。
なお本書は、テーラワーダ仏教協会の機関誌『パティパダー』に連載されている法話「根本仏教講義」をもとにしています。
養老孟司氏との対談『希望のしくみ』(宝島社文庫)で提示された問題の数々は、本書でさらに丁寧に語られています。これを期に再読なさることをお勧めいたします。
なお本書は、テーラワーダ仏教協会の機関誌『パティパダー』に連載されている法話「根本仏教講義」をもとにしています。
内容(「BOOK」データベースより)
「生きる」とはどういうことか?どのように生きれば幸せになれるのか?死んだらどうなるのか?お釈迦さまは何を語られたのか?「因縁」とは?「無常」とは?「無我」とは?「生きることは苦」とは?「悟り」とは?「涅槃」とは?「解脱」とは?―きわめて根源的な問いに、初期仏教の長老が明快に答える。一読、あなたの仏教観、性格、そして人生までが変わる衝撃の法話集、待望の文庫化。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容(「MARC」データベースより)
これが仏教。幸福になる心の教え。「生きること/死ぬこと」から「一切を貫く真理」まで、お釈迦さまのお教えが、いきいきと語られる! 日本テーラワーダ仏教協会の機関誌『パティパダー』に連載された法話をもとに書籍化。
出版社からのコメント
あくまでも知的。どこまでも具体的。
明快な長老の語りを聞くうちに、
悩みようがなくなります。 玄侑宗久 (帯より)
明快な長老の語りを聞くうちに、
悩みようがなくなります。 玄侑宗久 (帯より)
著者からのコメント
お釈迦さまは、「心」について考えた方です。「誰もが幸せになりたくて、幸せを感じるのが心であれば、どうやったら幸せになれるのか、心を研究しましょう」ということです。
人間は「ご馳走が食べられたら幸せ」というわけではありません。おなかが痛いときには大好物も毒に見えるし、友達と食べるおにぎり一個で幸福を感じることもあります。だったら物質のことはさておいて、「幸せって何?」「なぜ私は幸せになりたいの?」「どうすれば幸せになれるの?」と心について考えたほうが、頭がよいのです。
この問題に取り組んで、史上はじめて正解したのがお釈迦さまです。その考え方は事実に基づく論理的なものなので、誰でも自分で確認できます。自分で実践すれば「あ、ほんとだ。すごく気持ちが落ち着いている」と実感できます。
ですから「人間として成長したいのですが、どうすればいいですか?」と問われるならば、ブッダに学ぶのが一番だと思います。私たちは人間なのですから、神や仏を見習えといわれても困りますね。ブッダなら人格、知性、すべてにおいて完璧です。世間のどんな人にも欠点がありますが、自分の成長のためには、手本は完璧なほうがよいのです。
お釈迦さまは教師としても完璧ですから、教え方も上手です。ぜんぜんむずかしくありません。そしてブッダに学ぶのであれば、いまここで仲良く楽しく暮らすその先に、生命として最高の境地があります。
私はテーラワーダ仏教の僧侶です。テーラワーダ仏教は、ブッダの教えを忠実に伝える仏教で、上座部仏教、上座仏教、根本仏教、原始仏教、初期仏教とも呼ばれます。インドで発生した仏教がスリランカに伝わり、以来、タイ、ミャンマーなどに伝えられ、またスリランカを占領したイギリスを経由して欧米に広がりました。
テーラワーダには、釈尊の教えを忠実に伝える「パーリ聖典」が伝えられています。パーリ語は古代インド語で、お釈迦さまご本人が話したと言われています。ですからパーリ語のお経を口ずさめば、お釈迦さまと同じ言葉を話したことになるのです。
仏教はそもそも宗教ではなく「目覚めた人(ブッダ)の教え」なのですが、テーラワーダにも宗教的な儀式、伝承はあります。それは人間のすることの常として付け加えられた文化的な装飾です。ブッダの教えはパーリ聖典を核として、出家比丘集団(サンガ)によって確実に守られています。
本書は法話をまとめたもので、内容が一部重複しています。ご了承ください。
みなさまがお釈迦さまご自身の教えに触れる機会を得られたことを、心から祝福いたします。
アルボムッレ・スマナサーラ
人間は「ご馳走が食べられたら幸せ」というわけではありません。おなかが痛いときには大好物も毒に見えるし、友達と食べるおにぎり一個で幸福を感じることもあります。だったら物質のことはさておいて、「幸せって何?」「なぜ私は幸せになりたいの?」「どうすれば幸せになれるの?」と心について考えたほうが、頭がよいのです。
この問題に取り組んで、史上はじめて正解したのがお釈迦さまです。その考え方は事実に基づく論理的なものなので、誰でも自分で確認できます。自分で実践すれば「あ、ほんとだ。すごく気持ちが落ち着いている」と実感できます。
ですから「人間として成長したいのですが、どうすればいいですか?」と問われるならば、ブッダに学ぶのが一番だと思います。私たちは人間なのですから、神や仏を見習えといわれても困りますね。ブッダなら人格、知性、すべてにおいて完璧です。世間のどんな人にも欠点がありますが、自分の成長のためには、手本は完璧なほうがよいのです。
お釈迦さまは教師としても完璧ですから、教え方も上手です。ぜんぜんむずかしくありません。そしてブッダに学ぶのであれば、いまここで仲良く楽しく暮らすその先に、生命として最高の境地があります。
私はテーラワーダ仏教の僧侶です。テーラワーダ仏教は、ブッダの教えを忠実に伝える仏教で、上座部仏教、上座仏教、根本仏教、原始仏教、初期仏教とも呼ばれます。インドで発生した仏教がスリランカに伝わり、以来、タイ、ミャンマーなどに伝えられ、またスリランカを占領したイギリスを経由して欧米に広がりました。
テーラワーダには、釈尊の教えを忠実に伝える「パーリ聖典」が伝えられています。パーリ語は古代インド語で、お釈迦さまご本人が話したと言われています。ですからパーリ語のお経を口ずさめば、お釈迦さまと同じ言葉を話したことになるのです。
仏教はそもそも宗教ではなく「目覚めた人(ブッダ)の教え」なのですが、テーラワーダにも宗教的な儀式、伝承はあります。それは人間のすることの常として付け加えられた文化的な装飾です。ブッダの教えはパーリ聖典を核として、出家比丘集団(サンガ)によって確実に守られています。
本書は法話をまとめたもので、内容が一部重複しています。ご了承ください。
みなさまがお釈迦さまご自身の教えに触れる機会を得られたことを、心から祝福いたします。
アルボムッレ・スマナサーラ
著者について
アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニア大学で仏教哲学の教鞭を執ったのち、80年に国費留学生として来日。駒澤大学博士課程で道元の思想を研究。05年、スリランカ上座仏教シャム派総本山アスギリヤ大寺にて日本大サンガ主任長老に任命される。06年、国内三カ所に戒壇を設立。現在は、日本テーラワーダ仏教協会の長老として伝道と瞑想指導に従事している。NHKテレビ『こころの時代』出演のほか、朝日カルチャーセンター講師としても活躍中。『ブッダの智慧で答えます 生き方編』(創元社)『希望のしくみ』(養老孟司氏との共著、宝島社)『死後はどうなるの?』(国書刊行会)『原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一悟』(佼成出版社)『ブッダ―大人になる道』(筑摩書房)『自分を変える気づきの瞑想法』『なぜ、悩む!』(玄侑宗久氏との共著)『ブッダの実践心理学』(藤本晃氏との共著)『無常の見方』『怒らないこと』『ブッダの道の歩き方』(立松和平氏との共著、以上サンガ)など多数。
Alubomulle Sumanasara
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニア大学で仏教哲学の教鞭を執ったのち、80年に国費留学生として来日。駒澤大学博士課程で道元の思想を研究。05年、スリランカ上座仏教シャム派総本山アスギリヤ大寺にて日本大サンガ主任長老に任命される。06年、国内三カ所に戒壇を設立。現在は、日本テーラワーダ仏教協会の長老として伝道と瞑想指導に従事している。NHKテレビ『こころの時代』出演のほか、朝日カルチャーセンター講師としても活躍中。『ブッダの智慧で答えます 生き方編』(創元社)『希望のしくみ』(養老孟司氏との共著、宝島社)『死後はどうなるの?』(国書刊行会)『原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一悟』(佼成出版社)『ブッダ―大人になる道』(筑摩書房)『自分を変える気づきの瞑想法』『なぜ、悩む!』(玄侑宗久氏との共著)『ブッダの実践心理学』(藤本晃氏との共著)『無常の見方』『怒らないこと』『ブッダの道の歩き方』(立松和平氏との共著、以上サンガ)など多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
スマナサーラ,アルボムッレ
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニア大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、80年に国費留学生として来日。駒澤大学博士課程で道元の思想を研究。05年、スリランカ上座仏教シャム派総本山アスギリヤ大寺にて日本大サンガ主任長老に任命される。06年、国内3カ所に戒壇を設立。現在は、日本テーラワーダ仏教協会の長老として伝道と冥想指導に従事している。NHKテレビ『こころの時代』出演のほか、朝日カルチャーセンター講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニア大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、80年に国費留学生として来日。駒澤大学博士課程で道元の思想を研究。05年、スリランカ上座仏教シャム派総本山アスギリヤ大寺にて日本大サンガ主任長老に任命される。06年、国内3カ所に戒壇を設立。現在は、日本テーラワーダ仏教協会の長老として伝道と冥想指導に従事している。NHKテレビ『こころの時代』出演のほか、朝日カルチャーセンター講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。