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仏教の思想 9
  

仏教の思想 9 [単行本]

宮坂 宥勝 , 梅原 猛
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

死の哲学から生の哲学へ。生命と欲望を肯定する密教。その完成者、空海の哲学の全貌を明らかにし、密教の再認識をせまる。
--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

「弘法さん」「お大師さん」として親しまれている弘法大師空海は、わが国を代表する宗教家、思想家である。密教ブームといわれる現代、改めてこの偉大な宗教家の人生と思想を見直さなければならない。死の哲学から生の哲学=生の肯定へと、その五色に輝く真言密教の「生命の思想」「森の思想」「曼荼羅の思想」こそ、宗教のあるべき姿が求められる現代、もっとも大きな意味をもつものであろう。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 単行本: 310ページ
  • 出版社: 角川書店 (1968/11)
  • ISBN-10: 4045107096
  • ISBN-13: 978-4045107092
  • 発売日: 1968/11
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 427,052位 (本のベストセラーを見る)
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18 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
日本の仏教のルーツは、最澄や空海と言っても過言ではないかと思います。
この二人について書かれた書物も沢山ありますが、一番有名なのは司馬遼太郎の「空海の風景」ではないでしょうか。
この本は、空海という人間に迫ることを主題にしており、汗臭い人間空海がよく描かれています。天才空海と凡人の域を出なかった最澄がどういう人間だったかがよく分かる作品です。
且つ、古(いにしえ)の人間に迫ろうとした司馬の凄さを改めて実感するすばらしい作品だと思います。

しかし、「密教とは」「その思想とは」という点においては不完全燃焼に終わります。

空海の有名な言葉で
「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、我願いも尽きなん」
(この世も人々も悟りも全て無くなった時に我願いも尽きるだろう。しかしこれらが尽きることはないので我願いも尽きない)
という言葉があり、56億年後の弥勒菩薩ともに復活すると言い残し入眠していきました。
こういう空海に魅力を感じ、もっと空海を知りたい、空海の思想や密教に触れてこそ本当の空海を知ることができる、そう思いこの本を読みました。

この本は、司馬の「空海の風景」で空海の思想や密教についてもっと深く知りたいと思った方が読めばいい本だと思います。
そうでない方が読んでも退屈な本です。非常に読みづらい本だからです。
「空海の思想について」と合わせて読むのがいいと思います。

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