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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
他者へのやさしさ,
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レビュー対象商品: 介護入門 (単行本)
読む前は、介護の過程を軸に話が進んでいくと思っていたのですが、介護そのものの話は断片的なような気がします。誤解を恐れずに言えばこの本は、介護をファクターとして描かれる不条理が本質なのではないでしょうか。自分自身は介護の経験はありません。しかし、筆者が書いているように、メディアは一方的な解釈しかせずに、あらゆる価値観をつぶします。世間的な価値観からこぼれ、信念を持てない人は首をくくるしかありません。だけれども、この本の家族は信念を持っていて、なおかつ他者にやさしくあることができています。だから、この本は閉鎖感で満ちていますが、同時に希望で満ちています。
27 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
私は、評価する,
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レビュー対象商品: 介護入門 (単行本)
芥川賞受賞ということで、飛びついた。文体がラップ調ということで、奇をてらった芥川賞特有の作品のように思われがちだが、読んでみると「介護」というものの本質をきちんと付いているように思う。私も祖父母の介護に長年、多くの時間を割いてきたが、著者と共感できる部分は多かった。また、介護というものに対する新しい捉え方、感じ方を著者から学んだ部分も多かった。私自身の私体験と重なる部分が多いという点(私はドラッガーではない)で、私情を挟んでしまい公平な判断を出来ないかもしれないが、私はこの作品を大いに評価したいと思う。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
狙い過ぎている,
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レビュー対象商品: 介護入門 (単行本)
祖母を介護する落ちぶれたパンクロッカーの話。マリファナをキメながら、世の不条理に毒づき、そして認知症の祖母に屈折した愛情を捧ぐ。はっきり言ってそれだけなら、芥川賞はおろか文學界新人賞すら受賞できなかっただろう。何故それが果たせたかといえば、その独特のラップ調文体にある。その奇をてらった企みが、見事に嵌まった奇跡の作品。ただ、それだけ。才能のない人間が起こした奇跡なのだろう。作者のモブ・ノリオが、その後、まともな作品を何年も発表できていないことがそれを物語っている。ただ、作品自体は多少癖はあるがこれはこれで読ませる。同じ文体で別のテーマを書かれても、もう読まないけどね。
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