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今朝子の晩ごはん―嵐の直木賞篇 (ポプラ文庫) 文庫 – 2008/10

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

大好評のブログ日記『今朝子の晩ごはん』の文庫化第二弾!のんびり過ごすつもりで、ガラパゴス旅行から帰ってきたら『吉原手引草』で直木賞を受賞!嵐のような取材と怒涛の出来事が続く、2007年下半期の日々の出来事と「晩ごはん」の記録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

松井/今朝子
1953年、京都祇園生まれ。歌舞伎の企画・制作に携わった後、故武智鉄二に師事して、歌舞伎の脚色・演出を手がける。97年『東洲しゃらくさし』で小説家としてデビュー。『吉原手引草』で第137回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 文庫: 253ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2008/10)
  • ISBN-10: 4591105431
  • ISBN-13: 978-4591105436
  • 発売日: 2008/10
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
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投稿者 ringmoo トップ1000レビュアー 投稿日 2009/1/4
形式: 文庫
「晩ごはん」のレシピを枕に日々の出来事、感想を綴った作品で、前作「今朝子の晩ごはん」に続き、直木賞受賞直前からの2007年下半期を扱っています。

タイトルに「嵐の」と付されているように、「吉原手引草」で直木賞を受賞した前後から、様々な人々からの受賞のお祝いが年末まで続きます。
その様々な行事や催しの多さに、その直木賞受賞後の忙しさが窺い知れますが、その文章は決してそんな繁忙さを感じさせない落ち着いた今まで通りの今朝子節です。

日々の生活も、そんな繁忙さの中でも毎日曜日の乗馬は書かされることはないし、カメとの共同生活も変わることがありません。

その文章からは考えられないような激しい政治批判や演劇に対する歯にきぬを着せない批評は、清々しささえ感じさせます。

言われてみて、なるほどと思わされるとことも多々あり、その守備範囲の広さに感心させられます。
例えば、「吉兆」の下りにしても、「料理屋と屏風は広げたら倒れる」と言う言葉を引いて、手を広げるために銀行から借り入れをし、母屋を取られてしまっている料理屋が多数あると言う話には、なるほどそういうことかと納得したりしました。

繁忙の中で書かれた文章とは思えない、楽しい作品でした。
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