『今日もオカリナを吹く予定はない』です。第3回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。
タイトルとは違い、オカリナは全く関係ありません。いや、タイトル通りなのか。
どこか斜に構えたような高校生男子による饒舌一人称で、その主人公はヘンなあだ名で呼ばれており、本名不詳。クラスメイトのハイテンションヒロインに引っ張られてヘンな部活に入り、みんなで不思議現象を探す、という内容です。
これはハルヒですか?はい、エビマヨです。
コメディ的な要素としては、変人キャラが登場し、ヘンテコな会話かけあいをする。それだけならありがちですが、変人キャラのヘンテコぶりが主人公の語り口調によって上手く表現されていて、面白いです。
ただ不思議現象を探すだけでなく、バトルをするのですが、単なる異能バトルものと違い、異能力を発現させるための条件づけの部分が主眼となっているのが、少しひねってある所です。
主要キャラは四人。もう一人くらいいても良かったようにも思いますが、キャラ数を絞ったので、散漫にならずに上手く行っていたと思います。
戦闘シーンは短文と改行の連続で、ページの下四分の三くらいが白紙状態なのと、あらすじの割にはブルマ分が少なめだったのが気になったくらいでしょうか。全体としては面白かったです。
★4。