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今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)
 
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今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫) [文庫]

岡本 太郎
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (41件のカスタマーレビュー)
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芸術家の書く文章の魅力は、何と言っても彼らの創造の秘密をのぞかせてくれることだ。「芸術は爆発だ」であまりに有名な岡本太郎による本書もその例に漏れない。本書は、美術、歴史、民族学など広範な知識を駆使し、論理的に展開しているが、創作者の実体験に基づく論述だけに退屈させない。また全編を貫く著者の芸術に対する深い信念が文章に勢いを与え、読者を魅了する。
前衛芸術の啓蒙書と言うべき本書において、著者は「今日の芸術は、うまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならない」を芸術の根本条件として宣言し、芸術の本質とは常に過去を否定し乗り越えることであると示す。そして現代社会で失われた人間性を取り戻すため「これからはすべての人が描かなければならない」と主張し、人々を芸術行為へと誘う。1974年に刊行された初版の序では、著者自らが芸術に関心のない人にこそ読んでもらいたいと言っている。芸術は特権的なものではなく、人間の根源的な欲求だからである。
復刻版では横尾忠則が序文を、赤瀬川原平が解説を書いている。刊行当時、芸術を志す者に競って読まれた本書は、簡略だがオーソドックスな美術史入門でもあり、「謙虚は卑屈」と断罪する日本文化論でもある。しかし何よりも、停滞を嫌い常に前進する画家の人間像が印象に残る、本人による「岡本太郎論」と言える。(林ゆき)

内容(「BOOK」データベースより)

「今日の芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない」。―斬新な画風と発言で大衆を魅了しつづけた岡本太郎。この書は、刊行当時、人々に衝撃を与え、ベストセラーとなった。彼が伝えようとしたものは何か?時を超え、新鮮な感動を呼び起こす「伝説」の名著、ついに復刻。

登録情報

  • 文庫: 258ページ
  • 出版社: 光文社 (1999/03)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334727891
  • ISBN-13: 978-4334727895
  • 発売日: 1999/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (41件のカスタマーレビュー)
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33 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
今までこんなに純粋にわたしに語りかけてくる本は無かった。嬉しくて嬉しくて、何度も読み返した。くつがえされる、というより、以前から矛盾を感じていた社会現象を見抜く力を与えられたように思った。芸術と芸能の違いを知り、20年間続けていた茶道をもう一度見直したいと思い、この前思い切ってやめてみた。自分を変化させる力が湧いてくるように思う。芸術を通して、新しい自分を発見できる。人の心を動かす力に、岡本太郎のすごさを感じた。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すごいです 2002/3/5
By カスタマー
形式:文庫
この本がはじめて世に出たのは、かの横尾忠則さんがまだ若かりしころだそうです。その時代に、こういうことを考えていた岡本太郎のすごさを改めて感じました。

そして、同時に、私が常日頃思ってきたことを代弁してくれている気がして、非常に心強く思いました。本を読んで、作者にある程度共感することは数ありますが、自分の思いをまさにそのまま言葉にしていると思えるほど強く共感する本にはそう多く出会えません。

このレビューは参考になりましたか?
23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
芸術をどんな形でも追求している全ての人にお勧め。そして自分の作っているもの、進んでいる道に確信が持てないひとに読んで欲しい。自分は間違っていなかったということを確認できます。この本が書かれてから半世紀。まだまだ新鮮で衝撃的な言葉で溢れています。
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<永遠の若者>岡本太郎からのエール
... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ロビン
素晴らしい
常識や形式にこだわる事の意味、芸術の意味など、沢山の事を考えさせられる作品。

素晴らしく判りやすく、面白い。どんどん読める。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: smoke
とてつもなく素敵な本です
芸術って何だろう、という思いで数冊の本を買いました。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: ドンガメ
類まれな文章力で自論にぐいぐいと引き込むちから強さの妙
「だれでも、子どものときには、人生ってもっとすばらしいものだと思っている。大きくなったら、と夢想していた。にもかかわらず─毎日毎日の生き方がなにかほんとうではない... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: 天園太郎あまぞのたろう
岡本太郎による芸術論
 「今日の芸術」と題されていますが、この本の初出は1954年。その当時、若い人たちを... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: kiki
読み返してみたいですね
悩み大きな中の時に読んだ本です。
一度、絶版になり、再版になったはず。
太郎さんの本は何冊か持っていますが... 続きを読む
投稿日: 2010/3/5 投稿者: マクガイヤーブラザース
自分、ありのまま。
きれいにまとめることなんて何の意味もない。
大切なのは自分をありのままに表現すること。

その自分がなかなか見当たらない。
投稿日: 2010/2/17 投稿者: shigekey
芸術から見た現代人の問題とは
芸術論に留まらず我々の人生論、精神に語りかけて
くる極めて意義深い本。

この本の意義は主に2つある。1つは表題の芸術論... 続きを読む
投稿日: 2010/2/3 投稿者: 偏執狂的読書暦
芸術3原則の部分だけでも読んでほしい
・きれいであってはならない
・うまくあってはならない
・心地よくあってはならない... 続きを読む
投稿日: 2010/1/9 投稿者: UZ
彼は、いまでも猛々しい!
岡本太郎が、この本のなかで言葉を変えながらも言わんとすることを一言で表現するなら、なににつけても、「装ってはならない!」ということになると思う。... 続きを読む
投稿日: 2009/11/2 投稿者: mas
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