全米で放送されているラジオ番組『A PRAIRIE HOME COMPANION』を
司会者でもあるギャリソン・キーラーの脚本で映画化したものです。
実際にこの番組の視聴者と一度も聴いたことがない方では楽しみが
違ってくるでしょう。
日本でもAFN TOKYO(在日米軍向けのラジオ、テレビ局)810AMで
毎週日曜日16時から放送しているので聴いてみてから、この作品を
観ることをお勧めします。
フィッツジェラルド劇場はセントポール市最古の劇場で2010年に100周年を迎えます。
観光スポットにもなっており、人気の高い劇場です。
番組としては、カントリーはもちろん、ブルーグラス、フォーク、
ゴスペルなどが好きな方には楽しい番組で、その合間にジョークを
ふんだんに盛り込んでいる。特にキリスト教の方にはパワーが感じられる内容です。
さて、この映画に関しては、劇場のバックステージでは様々なドラマが
次々展開していく中、全45曲がほぼノンストップで演奏され、ミュージカル
ではないが、歌を聴きながら映画を観ているといった感じです。
大女優メリル・ストリープはなかなかの演技で歌も大したもんです。
それに引き換え、トミー・リー・ジョーンズはほとんど脇役程度でしか出演していません。
なんといってもガリソン・キーラーの演技に注目するべきでしょう。
映画初出演とは思えない演技でした。アメリカの穀倉地帯である中央部に
広がるプレーりーから発信するこの番組は、いわばアメリカ人の心の拠り所となっている。