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今夜、列車は走る [DVD]

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登録情報

  • 出演: ダリオ・グランディネティ, メルセデス・モラン, ウリセス・ドゥモント
  • 監督: ニコラス・トゥオッツォ
  • 形式: Color, Dolby, Subtitled, Widescreen
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: Action Inc./アップリンク
  • DVD発売日: 2008/12/05
  • 時間: 110 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B001GUO34C
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 88,505位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

出口は きっとある! すべての人々に捧げる、5人の鉄道員とその家族の物語 鉄道とともに栄えたアルゼンチンの小さな町。 ある日、突然、路線廃止の決定が下される。 最後まで労使交渉を続けた組合代表は自ら命を絶ち、 その兄、カルロス(ダリオ・グランディネティ)と4人の 仲間たちも、家族や生活のために、ひとり、また、ひとりと自主退職を余儀なくされる。 そんな中、老鉄道員ブラウリオは、修理工場の中に住み込み、最後まで抵抗を続けるが・・・。 誇りある仕事を奪われた喪失感と怒り、厳しい現実が、 5人と家族の運命を予期せぬ方向へと導いて行く。 鉄道民営化によって6万人もが失業した90年代のアルゼンチンを背景に、それぞれの葛藤と愛情、希望へと向かって行動するエネルギーを描き出したのは、1970年生まれの新鋭ニコラス・トゥオッツォ監督。初監督作品でありながら、ダリオ・グランディネティ(「トーク・トゥ・ハー」)を初め、アルゼンチンのベテラン俳優陣を起用、暖かな視点で力強いドラマを生み出し、ラテンアメリカの枠を越え、世界各国で上映され続けている。 ロッテルダム映画祭 Hubert Bals Fund サン・セバスチャン映画祭/ZABALTEGI新人監督部門出品 フランス・アミアン映画祭/観客賞、審査員特別賞、SIGNIS賞 コロンビア・カルタヘナ映画祭 /最優秀新人監督賞・批評家賞 ベルギーOpen Doek映画祭/Delta Lloyd jongerenprijs スペイン・パンプローナ映画祭 /最優秀賞Reyno de Navarra

内容(「Oricon」データベースより)

鉄道とともに栄えたアルゼンチンの小さな町を舞台に、ある日突然路線廃止の決定を下され厳しい現実を突きつけられながらも、自らの誇りを取り戻しそれぞれの“出口”を見つけようとする鉄道員たちとその家族の姿を描いた人間ドラマ。

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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
 舞台はアルゼンチン。国鉄の民営化によって失業を余儀なくされた鉄道員の男たち。新しい職探しもうまくいかず、家族や友人との間にも溝が広がるばかり。職場を離れてバラバラの道を歩んでいたはずの彼らだったが、やがて思わぬ事件によって彼らの人生が再びひとつに交わろうとする…。

 時系列を崩して構成された物語は、元鉄道員たちのひとりカルロスがテレビのトーク番組に出演しているところから始まります。なぜ彼がテレビに出ているのか、その理由が説明されないまま、このテレビ出演よりも前なのか後なのかも判別しがたい物語がその後展開していきます。

 そして原題「Pro'xima salida」=「次の出口」が象徴するであろう、出口が見えない元鉄道員たちの、閉塞感いっぱいの、それほど起伏に富んだわけではない日常の様子が淡々と綴られていきます。
 もう若くはない彼らの、こうしたくたびれた生活物語は、観る者の目をくぎ付けにして離さないといったほどの刺激的な要素には恵まれていません。観ている私も少々退屈な気分に襲われたことは否定できません。この監督にとっては初監督作品ということもあり、まだまだ演出には若さがあるようにも思います。

 ですが終盤、ある事件が起こり、そのことによって元鉄道員たちの息子や娘たち3人が些細ではあるけれど決然としたある行動を起こす姿に、私はちょっぴり涙ぐんでしまったのです。
 Se puede cambiar el destino? (運命は変えられるのか?)と自問しながら誇りを取り戻すために行動を起こす3人の若者たち。彼らに大きく力強いメッセージを託した映画として、私はこの作品を高く評価したいのです。
 そして彼らと同じ行動を、日本の若者が、そしてもう若くはない私も、とることができるのか。そう自問したくなるほど普遍的なテーマをかかえた作品だと考えます。
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 1987年の日本の国鉄分割民営化は、世界の鉄道経営に大きな影響を与えました。日本が「成功した」ことで、イギリス、ドイツ、イタリア、ロシア、ニュージーランドが次々に鉄道民営化を行いました。これによりサービスが向上したと言われたものの、路線廃止、職員削減、事故の増加などの問題が起こりました。
 アルゼンチンの国鉄分割民営化は、それが極端な形で現れました。ラテンアメリカ諸国のなかで例外的に鉄道網が整備されていたアルゼンチンは、国鉄分割民営化を行いました。その結果、地下鉄と観光用鉄道を除いて、路線がほとんど廃止されてしまいました。すさまじいリストラが断行され、ほとんどの鉄道職員が解雇されました。
 この映画はリストラによって生活を破壊された元鉄道職員たちのも物語です。慣れないタクシー運転手になって苦闘する者、やっとのことでスーパーマーケットの警備員の仕事にありついた者、サンドイッチマンのアルバイトで食いつなぐ者、仕事が見つからず子どもの薬代が払えない者など、悲惨な様子が描かれます。その一方で会社に仲間を売った褒美に会社が提供した豪邸に暮らす者などがいることも描きます。その中で、解雇に同意する文書にサインすることを拒否し、廃墟となった職場に籠城する者がいます。彼は若者に言います。「こんなに酷い状況になっているのに、なぜ誰も、もうたくさんだ!と、叫ばないのだ」
 私はこの作品を見て、涙が止まりませんでした。私の知人は元国鉄職員で、分割民営化に反対の意見を表明したため、JRに採用されませんでした。25年が経った今も、JRへの採用を求めてアルバイトをしながら裁判を行っている彼の話を聞きましたけれど、この映画で描かれていることとほとんど同じでした。
 日本の国鉄分割民営化の実態を描いた映画「国労冬物語」があります。この映画は地球の裏側で同じ事あったことを示しています。
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