かつて世界で最も美しい女優であったであろうナスターシャ・キンスキー主演の
中年男性(マルチェロ・マストロヤンニなので年はとっているが不細工ではない)
とのラブロマンス。
ストーリーの主軸は「もしかしたらこの女の子は自分の娘かも」というありがちな
シチュエーションで、うろたえ続け、駆けずり回る男を尻目に激しく燃える
若い女の恋・・・。中年男のせつない夢の世界ですね。
観ていて少々恥ずかしくなるような話ではあるけれどそれをナスターシャの
美しさが全て帳消しにして、なおお釣りが来てしまうほど彼女の魅力が圧倒的です。
さて気になるのは「HDリマスター」のクオリティなのですが
以前のアミューズソフト版と比べて正直大して変わってない、です。
緑っぽかった色合いが少し赤っぽくなってノイズが少しだけ減り
輪郭が多少強調されたかな、と言う程度。
解像感や細かなディテールは変化なしです。
あと前半マルチェロおじさんが旧友とレストランで会話して
ナスターシャが電話しながら離れて見ているシーンで
フィルムの真ん中に縦にびしっと黒い線(折り目?)が一分程度持続して
入るシーンがあります。
これはアミューズ版には無かった不具合で、ある意味劣化。残念です。
作品は星四つですがここでマイナス一つです。