聖路加国際病院・亀田総合病院・手稲病院、と言えば業界では有名な一流私立総合病院でございます。
何で別々の有名病院の3医師の共著かと言えば、実は沖繩県立中部病院の人脈の先生方によるご本でございます。
どなたも総合内科の凄腕ばかり。
大層バランスの良いご本でございます。
カロリー制限と長寿の関係(83p)に触れる辺りは流石。
睡眠・リズム・時間医学の考え方をしておられる処もこの手の本では珍しい。
「笑いは血管の健康に良い」(117p)も実に素晴らしい。
但し、肝心な栄養の項目は???の連続です。
3大栄養素のベストバランスはPFC=3・5・12とか(110p)。つまり炭水化物が60-68%。トホホ。どう見ても多過ぎです。
脂肪は植物性脂肪(113p)ってところも、高リノール酸の弊害が問題視されている現在では疑問です。
塩分は6gまで(115p)も、上流は糖質過剰だと解っておられないようです。
糖尿病の食事療法は低カロリー低脂肪を推薦します。
日本糖尿病学会がこれしか推奨していないので致し方無いのかも知れませんが、これも在り来たりです。
そんな訳で星は残念ながら3つです。
栄養の項目以外はバランスの良い作品ですので、長生きしたい方全てにお勧め致します。