私は9年前から卵巣癌を患っています。今までに4度の手術をしましたが、副作用が怖くて一度も抗癌剤治療はしていません。今年の夏、腹部に転移した腫瘍の影響から肺に水が溜まり入院を余儀なくされましたが、抗癌剤治療を拒否した2つの病院には入院できず別の病院に入りました。入院の際、婦人科の部長に「もう年単位では生きられない。」「入院中にホスピスを紹介する。」「どこで死のうと思っているの?」と言われました。いつ抜き終わるかわからない肺の水を抜く管を脇腹から出している自分の姿が情けなくて哀しく絶望的な入院生活での中で唯一私に生きる力を与えてくれたのが、済陽先生の「今あるガンが消えていく食事」という本でした。 回診にいらした医師には「食事でガンが治る訳ない」と言われましたが、ただ死ぬのを待っているよりはと毎日毎日、本を読んでは自分を勇気ずけていました。唯一の心配は済陽先生にお逢い出来るかだけでした。退院後は無事、済陽先生に受診する事が出来、PET検査や超音波検査の結果、済陽先生の元で動脈化学療法を行いました。患ってから9年で初めての抗癌剤でしたが副作用も全く無く直ぐに仕事に戻る事が出来ました。入院中は、済陽先生は毎日様子を見に来てくださいました。患者の身になって一緒に悩み勇気づけてくださる本当に心の温かいお人柄です。私は横浜からだったので埼玉に入院出来ましたが、遠方の方にはその状況でアドバイスをしてくださる様です。今、癌を患っている方やそのご家族には是非、読んで頂きたいです。済陽先生は少し早口なので中には冷たくされたとかと勘違いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、本を見て頂ければ先生の人柄が理解して頂けると思います。私は信頼して命を預けられる先生だと思います。病と戦っている全ての皆さん一緒にがんばりましょう。そんな力を与えてくれる本です。