■ 先月の「母の日」に流れていたあるラジオ番組を聞いていて、
こんな本があるのを知りました。
本というか、聞き書きのできる記録集スタイルの装丁に仕上げられています。
■ 今では、仕事の関係や、子どもたちがそれぞれの学校等のスケジュ−ルで動くようになり、
家族そろって実家に帰ることがめっきり少なくなりました。
それでもお正月やお盆などに帰省した折には、孫たちを前にして、
両親が書棚から古いアルバムを持ち出し、色あせた写真を一枚一枚指差しながら、
興に乗って自分たちの昔話を語る光景はとてもほほえましいものです。
時には、今まで聞いたことのないことがポロリと披露され、
あらためてびっくりさせられることもあります。
おそらく自分が父や母のことを考えている時間よりも、
父や母が自分のことを考えている時間の方がきっと長いことでしょう。
今、子としての立場から見た親の記録をとどめ、
親とのかけがえのない時間を大切にすることの意味を、
あらためてかみ締めさせられた貴重な一冊でした。